読書感想文の書きかた

 今日は、学校図書館活用アドバイザーさんにお越しいただき、「読書感想文の書きかた」を教えていただきました。今回の対象は4年生でした。

 まずは、どのような本を読むか、本選びの大切さからお教えいただきました。何冊か、内容をご紹介いただいた本について、「その本、読んでみたい!」という声があがり、とても良いことだと感じました。

 また、感想文の構成、付せんを貼りながら読み進める方法、書き出しのくふう、最後に自分の思いの変化を書くとうまくまとめられること等も説明してくださいました。

 正直、読書感想文を書くために強制的に本を読まされるようで、いやだと思う子もいるでしょう。しかし、それをきっかけに、本を読む楽しさを知ってもらえたら、それは一生の宝物になるはずです。

 そうです。読書の喜びを知ることは、きっと人生において貴重なプレゼントになるのです。

 さて、今月末に公開される、「不可能と思える作戦に挑戦するスパイ」の映画があります。私は、もう前売り券を買っていて、楽しみにしています。その映画の主演俳優は、7歳のときに「文字を読んで理解することができない人」と診断されたことを公言しています。世の中にはいろいろな個性の人がいます。今は、文字を読み上げてくれるアプリ等も発達していますから、「読書」の方法もいろいろあると思うのです。

 どんな形にせよ、たくさんの物語にふれたり、さまざまなノンフィクション作品にふれたりして、視野や感性を広げてほしい、と子どもたちに願っています。