百科事典は楽しいものです

 今日は11月11日(月)、お菓子業界などは別の呼び方をしているようですが、「電池の日」です。11・11を漢字で書くと十一・十一となり、電池のプラスとマイナスに見えるから、というのがその理由だそうです。

 さて、今日も学校図書館活用アドバイザーさんにお越しいただき、授業をしていただきました。今回は、「百科事典の使い方を知ろう」ということで、3年生を対象として楽しい学びの場を提供していただきました。

 百科事典って、実はとてもおもしろいと私は思います。何かを調べるときに、絵や図、写真などとともに意味がわかるだけでなく、調べたページから関連項目を調べることもできて、知識の幅が大きく広がります。

 クイズが載っている百科事典もあるので、調べる対象がないときにも、読み物として楽しめます。

 最近では、ネットでなんでも調べる風潮があります。ネットは確かに手軽で便利だし、新しいことばの掲載もはやいです。

 でも、反面、ネットの情報の信ぴょう性は、あやしい部分もあります。なかには、フェイク・ニュースのように、あえてウソの情報を流されることもあります。

 百科事典は重みがあり、扱いがたいへんな側面がありますが、やはり情報の確実性はネットより格段に上です。特に、真偽をを判断する力がまだ育っていない子どもたちには、百科事典に慣れ親しんでほしいのです。

 今回の授業をきっかけに、百科事典を手にとる児童が増えるとたいへん嬉しいです。