1年生の発表

 今日も暑い日になりましたが、短時間におさまるようにして、「とちのき集会」をおこないました。

 校長のあいさつは、「ひとつの発表の裏には、たくさんの準備や練習があるから、発表を楽しみ、精いっぱいの拍手をしましょう」ということだけを伝えました。

 児童会長からは、「発表する1年生のほうを向いて、しっかり見ましょう」という話がありました。

 1年生の発表は、歌と演奏、そしてマット運動でした。『かえるのうた』『どんぐりころころ』『あわてんぼうのサンタクロース』『めだかのがっこう』といった歌にのせて、「次に入学する新1年生をきちんと迎えたい」などのメッセージが伝えられました。たとえば『めだがのがっこう』では、強弱を意識した歌い方が素敵でした。やはり発表の裏にある努力が想像できる内容でした。

 最後に児童会から、「SOS人権ミニレター」についてのお知らせと、「ルールみなおしクイズ」がありました。「図書館ですることは?」という問題、①おにごっこ、②しずかに本をよむ、③ボールあそび、という選択肢だったのですが、純粋に間違えてしまった人は良いとして、もしもふざけて答えていた人がいるとしたら、私は悲しいです。それこそ、「発表の裏にある努力」を考えたら、まじめに取り組んでほしいからです。

 ところで、話は変わりますが、PTA広報教養部のみなさんが、「教育懇談会」を企画してくださっています。今年度のテーマは、「やさしい日本語」です。

 ちょっとだけネタバレをすると、「放課後、体育館前に集合です」というのと、「帰りの会が終わったら、体育館の前に集まりましょう」というのでは、どちらが、よりたくさんの人に正しく理解されると思いますか?こういった、なにげないやりとりを見つめ直す良い機会になりますし、まるでクイズかゲームのように言い換えを楽しめるので、私には、「もっともっとやってみたい」と思える内容でした。

 これから、再募集があるかと思いますが、ぜひぜひ、たくさんのみなさんに、楽しんでいただきたいと思います。堅苦しい場ではありませんので、お気軽にご参加ください。