租税教室

 6月7日(金)、ゲストティーチャーの方々をお招きし、6年生を対象に「租税教室」を実施しました。

 正直、私は税金のことはうといのですが、子どもたちは興味をもって臨み、楽しく税を学ぶ時間となりました。

 最初に、〇と×のうちわを配付していただき、クイズ形式で学習が進みました。自然に全員参加ができる、良い方法ですね。

 また、1億円のレプリカを使って、「これを使って学校をよくするには、どうすれば良いか」というテーマでグループワークをし、発表の場をもちました。子どもたちはピュアです。悪いおとなのように、「ギャンブルで3倍にしたる!」などと言わず、真剣に話し合っていました。

 ほかに、国の借金について、「少しずつ返済しているけれど、結果的に増え続けている」ということにショックを隠せないようすも見受けられました。

 この授業の最初に、「税金を払いたいですか?」と尋ねられたときには、子どもたちはみんな×のうちわを上げていたようですが、授業を受けて、税金が自分たちのために使われているとわかり、「払ってもいいかな」というふうに意識の変容がみられたようです。

 納税は、国民の三大義務のひとつです。今回の「租税教室」をきっかけに、子どもたちが少しでも税に関心をもち、税の使われ方に興味をもってくれれば良いと思います。