6月3日(月)の午後、4年生から6年生を対象に「ネットトラブル防止教室」をおこないました。
KDDI株式会社の方、亀山警察署・生活安全課の方、防犯協会の方にお越しいただき、まさに今、各地で起こっているトラブルの実例を挙げながら、自分の身を守るためにすべきことを教えていただきました。
ゲームのなかでのやりとりが「決闘」になる話や、ネット依存による健康被害が命の危険を引き起こしかねない話、ネットで知り合った人に会いにいったら怖い思いをした話など、どれも誰にでも起こるかもしれないお話ばかりでした。
対面のやりとりでは普通の会話なのに、スマートフォンの画面に表示されると誤解されかねない文面の例も、印象的なお話でした。「かわいいよね」という意味で使ったはずの「かわいくない?」が、「全然、かわいくないよ」という否定の意味にとられたり、自転車か車で送ってもらうか、交通手段を尋ねたつもりの「なんで来るの?」が、「どうしてお前なんかが来るんだ」と拒絶の意味にとられたりするということですが、なるほど、あり得ますよね。
また、「将来への大きな影響」というのも、重要なキーワードだったと思います。軽い気もちで書き込んだ悪口やいたずら動画のせいで、進学や就職に影響がでるというのは、事実です。下着姿や裸の自撮り写真を送ってしまったことで、とんでもないことになるというのも、けっこう聞かれる話です。
最初、校長のあいさつのなかで、自身が体験した「以前、フィッシング詐欺にひっかかって、自分の知らないところで勝手に買い物をされていた話」と「荷物の配達にきたら留守だったという宅配便を装ったメールに騙されかけたけど、ギリギリに気づいた話」をしたときは、「えー!」という声があがりました。そして校長から、「ネットの世界では、小学生でも被害者にも加害者にもなってしまうことがあるから、今日の話は真剣に聴きましょう」と呼びかけました。結果、多少ざわざわすることがあったものの、多くの人が最後まできちんと聴けたので、お越しいただいた方々から、お褒めの言葉をいただきました。
今回は3学年の合同授業でした。早くに集合、整列した学級が、静かにきちんと待てていたので、校長から、「あなたたちは、自慢の小学生です」と話しました。実は、2日の日曜、愛犬と散歩しながら、「第25回 花しょうぶまつり」に行ったのですが、会場で、学校運営協議会の会長とお会いできたほか、何人かの亀山東小学校の児童、保護者から声をかけていただきました。亀山公園で、おそらくもう帰るところだったのに、わざわざ戻ってあいさつしてくれた子がいました。出店のお手伝いをしながら、とてもていねいに話をしにきてくれた子がいました。テニスコートの付近で、スポーツ・デイのことでねぎらっていただけた保護者の方がみえました。私は散歩中、愛犬に夢中で気づくのが遅れてしまうのですが、こうして声をかけてくださる子たち、保護者の皆さんと接するとき、亀山東小学校が自慢できる学校だ、と実感するのです。しかし、私は欲張りなので、「もっともっと自慢できる学校にしたい」と願っています。
ちなみに、「花しょうぶまつり」で買った亀山みそ焼きうどんが、絶品でした。ほんとうにおいしかったです。
明日、6月5日(水)は、亀山市内の小中学校の一斉定時退校日となっています。職員が定時で学校を離れますので、よろしくお願いします。


