学校図書館の活性化

かつての学校図書館は、本はたくさんあるものの人が常時いるということはなく、朝や昼の休み時間には委員会の係が貸し出しを行うなど、活気がある時間帯はありましたが、基本的には暗くて寂しい感じがしたものです。

学校の教員の中には司書教諭の資格を持っている者も少なくありませんが、それぞれが担任を持っていたり、授業を受け持っていたりしているため、図書館に居ることはできません。

そこで、市内の学校では司書(数校で兼務)を配置したり、図書館ボランティアを募って図書館の整備を行ってきました。

写真は図書館ボランティアの皆様の活動の様子です。

図書館ボランティアさんは18名が活動中

現在の学校図書館は、司書やボランティアスタッフのおかげで季節に応じた掲示物も充実していて、大変明るい感じがします。

また、市立図書館が新たに開館し、図書館の本をテーマでユニット化したり、学校に貸し出す際の冊数増や貸出期間の延長など連携も強化されるようになりました。

加えて、教職員OBで読書指導や図書館指導において実績のある「学校図書館活用支援アドバイザー」が各学校を巡回して、児童生徒に対する読書指導等を行っています。

本日は「学校図書館活用支援アドバイザー」から、5年生児童を対象に「読書感想文の書き方」について指導をしていただきました。

読書感想文の書き方にはコツがあります

読書感想文は苦手意識を持っている児童が多く、夏休みの悩みの種になることも少なくありません。そもそも読書感想文はどういうことを書けばよいのか。必要なことを順番に書いていけば読書感想文ができあがるコツについて伝授していただきました。

これで、読書感想文もバッチリとなるでしょうか。ここからは読書の質と今後の頑張り次第であると思います。ぜひとも期待したいものです。