5年 防災安全について学ぶ

3月11日で、東日本大震災八周年追悼式を迎えます。発生から8年を迎えますが、未だ、その被害は想像を絶するものがあり、肉親、親しい人を失った悲しみは何年たっても癒えるものではありません。長く住み慣れた住まいや故郷を失った方、もう元の生活には戻れない寂しさや辛さは察するに余りあると思います。さらに、東京電力福島第一原発事故の影響は今なお続き、自分が生まれ育った土地、ふるさとに帰ることができず、被災者を苦しめています。
そんな中でも、逆境に負けず、懸命に力強く生き抜いている人間の輝き、強さ、尊厳を感じることも多くあります。惜しくも命を失った方の分まで頑張る姿を見るにつけ、遠くからではありますが、犠牲になられた尊い命に哀悼の意を表したいと思います。
学校におきましても、各学年に応じて担任から8年目を迎える被災地、被災者のことを子どもたちに話し、哀悼の気持ちを表したいと思います。5年生の社会には、「自然災害を防ぐ」という単元があり、東日本大震災におことが教材として扱われています。ちょうど今、5年生はその学習をしているところです。今日、5年生は、亀山市防災安全課の中野さんと安江さんを講師にお招きして、防災について被災地から学ぶ授業をしました。11日の当日は、校舎玄関に弔意を表すため半旗を掲揚する予定です。