みそ焼きうどんから「三方よし」へ

 7月15日(火)、本校の学校運営協議会の会長でもある鈴木壽一さんを講師としてお招きし、6年生を対象としたキャリア教育に関するお話をしていただきました。

 お話は「B級グルメとは」に始まり、亀山みそ焼きうどんについて、販売の際の流れ、内容、心構えといった内容に及びました。

 最後に、近江商人の商売の極意である「三方よし」のお話で締めくくっていただきました。商売は、「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の心が大切であり、己の利益だけでなく、地域や町のにぎわいに貢献してこそ本当の商売だといった内容です。

 今回のご講演は、常に「どう思う?」と児童に問う形で進めていただいたので、例えば販売に関するくふうとして、「作っているところも見られるように」「敬語で接客する」「日本語だけでなく、いろいろな言語で対応する」「商品を見やすく配置する」など、児童は考え、意見を伝えながら聞くことができました。

 昨年度は東海道に関する学習でお世話になりましたし、今回はみそ焼きうどんが切り口でしたが、マルチに活躍していただいている鈴木さんだけに、はかにはない授業になりました。ほんとうに、ありがとうございました。