スポーツ・デイ(高学年)

 昨日29日(木)、27日の午後に中止となったスポーツ・デイの高学年の部を開催することができました。

 これから準備運動を始めようというタイミングで、ぽつり、ぽつりと雨粒が落ちてきましたが、幸い、じきにやんでくれました。きっと、5・6年生の「やる気」が、雨雲を吹き飛ばしてくれたのでしょう。

 徒競走では、はやる気もちからか、時折フライングとなって再スタートをきりました。低学年のかわいらしさや中学年の確かな走りとはまた異なる、迫力のようなものが感じられる好レースでした。靴が脱げたり、転んだりといったトラブルにもめげずにゴールを目指す姿には、心を動かされました。

 団体競技の部では、5年生・6年生それぞれ、「ぜったいに勝ちたい」という熱い思いが伝わる種目となりました。5年生が、騎馬を組んだ状態からボールを落とさないのは見事でした。6年生は、綱を引く体勢にくふうが見られ、見ていても、ついつい力が入るほどでした。

 最後の表現「HIGASHISYSTEM ~亀山から世界へ~」は、動きをそろえること、音楽とのシンクロはもちろん、きちんと「見せる」ことを意識したパフォーマンスになっていました。表情や指先までの全身を使った演技には、「さすがは高学年」とうならされるものでした。

 火曜に午後の中止を伝えたとき、泣くほど悔しがった子もいたと聞いています。このパフォーマンスにそれだけ真剣に取り組み、当日みてもらうことに賭けていたし、楽しみだったのでしょう。そういう思いにまでなってくれたこと、素晴らしいと思います。