6年生の理科、「水よう液の見分け方」の授業を見に行きました。理科室に入るとさっそく、「校長先生、においをかいでください」と試験管を渡されたのですが、これがまた、なかなかの刺激臭。思わず、「くちゃい」と言ったので、「校長先生、女子高生よりもかわいいわ」と言ってもらいました。
見かけはどれも無色透明の液体ですが、試験管のなかみは、それぞれ違います。熱したり、リトマス試験紙を使ったりと、さまざまな方法でなかみを推測します。
私が子どもの頃は、アルコール・ランプを使ってじわじわ熱していたのですが、今はカセット・コンロを使うので、液体を蒸発させるのも、すぐです。
蒸発後の白い粒状の物質を見て、「これ、塩じゃない?」と声をあげる姿が、輝いて見えました。何かを発見したり、わかったりしたときの子どもの姿って、ほんとうに良いものです。

