とちのき集会・保健委員会の発表

 7月3日(水)の午後、「とちのき集会」を開催しました。この日は「熱中症警戒アラート」が出ていたため、開催が危ぶまれましたが、内容や時間を精選し、風をいれながら、短縮ヴァージョンという形でおこないました。

 保健委員会の発表は、寸劇とクイズを交えての楽しいもので、笑いと拍手のなかでの発表となりました。

 最初は「悪い小学生と良い小学生」ということで、帰宅したらランドセルを放り出して、ゲームに熱中する子と、その母親が登場しました。なかなかの熱演で、リアルでした。「小学生の平均ゲーム時間」や「テレビを観るとき、どれくらい離れるべきか」などの問題が出され、みんなが挙手で解答しました。

 続いて演じられた、電子メディアの誘惑とのバトルは、最後にビームで倒されるまで、大爆笑が起こり続けました。段ボールの工作による衣装(?)が愉快で、段ボールでいろいろ作るお笑い芸人のパフォーマンスを思い出しました。

 その後、全校あそびの時間は、児童会のルール説明が上手だったこともあり、みんなが楽しんで取り組めました。数字と拍手を繰り返し、「1、パン、2、パンパン、3、パンパンパン……」とやっていると、「集まれ!」という声がかかります。その時の数だけ人数をそろえて集まるゲームです。「違う学年の子を入れること」「来るな!などと誰かをのけものにすることは禁止」「集まったメンバーで自己紹介をする」というルールが説明されましたが、せっかくの全校あそびですから、どれも大切な約束事だと思いました。

 この日の校長あいさつは、2つのことを話しました。

 犬のからだには、汗の出る穴が足の裏にしかありません。だから、舌を出してハァハァと体内の熱を逃がしています。でも人間には、全身に汗の出る穴があり、汗が蒸発するときによぶんな熱を奪ってくれるから、体温調節できます。けれど、汗をかくということは、からだの水分を失うことにつながるから、水分補給をしっかりしないと、病気になってしまいます。しっかり水やお茶を飲みましょう。また、外遊びで汗をかいて、エアコンの効いた教室に入ると、汗が一気に冷えて風邪をひくこともありますから、汗を拭いたり、上から羽織るものなどで調節したりしましょう。

 それから、暑いとき、人はイライラしがちです。でも、こんなときこそ、お互いに「暑いね」「水分補給した?」「一緒にお茶、飲もうか」などと声をかけ合い、相手を気遣って、仲良くしましょう。

 おぼえていてくれて、実行してくれると嬉しく思います。