4年生 キャリア教育

 6月25日(火)、4年生を対象としたキャリア教育の授業を実施しました。ゲスト・ティーチャーとして、本校の学校運営協議会委員もしていただいている森 敏子さんにお越しいただきました。

 森さんは、亀山トリエンナーレの実行委員を務めていただいていますので、過去のトリエンナーレの動画をみせていただきながら、貴重なお話を聴かせていただきました。

 ご自身のこれまでのことを語っていただく場面では、子どもたちの心に響くおことばをたくさんいただきました。

 例えば、「好きなコト、好きなモノ、好きなヒトが人生にはいちばん大事」というお話は、子どもだけではなく、おとなにも響く内容だと思います。

 それから、「夢」を「夢」で終わらせずに「目標」に変え、「とにかくやり続ける、途中であきらめない」、そうすれば実現するというお話も、実際に画家という夢を叶えられた森さんだからこそ、説得力をもって胸に迫りました。

 子どもたちは、自分なりに考えた質問をしていましたが、それに対して森さんは、「それは良い質問ですね」「それは私の話のなかにでてきたことですが」などとおっしゃりながら、一つひとつ丁寧にお答えいただきました。

 今日のお話を聴いて「泣きそうになりました」と、森さんに伝えていた子もいました。

 また、見せていただいた抽象画に対して、「水がはじけたみたい」などと、鋭い感性で表現していた子もいました。

 「生き方を考える」というとおおげさかもしれませんが、今回のお話は、自分の「これから」について考えるきっかけをいただけたと思いますし、人生の彩りのようなものを自然に教わるような機会だったと思います。