調理実習

 5月9日の記事で、6年生の調理実習「野菜炒めとスクランブルエッグ」を紹介させていただきました。その後も、調理実習は継続的におこなわれています。コロナ禍ではできなかったことが、今できている幸せをかみしめながら、子どもたちが「食べてください!」と持ってきてくれる料理も、おいしくかみしめています。

 中央の写真「ジャーマンポテト&ピーマンと小魚の炒め物」は6年生がつくってくれたものですが、両端は、5年生の手によるものです。

 包丁を使う活動であるため、いろいろ心配をしてしまいますが、慣れた手つきの子どもも多く、家でお手伝いをしているのかな、と想像します。

 「危険だから」と遠ざけていては、身につかないものがあります。刃物だけでなく、火に関するものや、例えばインターネット機器なども、そうだと思います。

 危険なものは、おとなが見守りながら安全に扱えるスキルを身につけさせ、やがては一人ででも安全に使えるようにしていきたいですね。

 調理実習の料理を持ってきてくれる子に、「苦労したのはどこ?」と聞くと、「硬めの野菜を切ること」や「火を通す時間」などと、答えてくれます。「愛情、こもってる?」と聞くと、「もちろんです」と答えます。学校で習った料理を、家でも家族にふるまえたら、素晴らしいことですね。もちろん、家族への愛情をこめて。