昨日6月26日(水)には、緊急時引き渡し訓練を実施させていただきました。
今回は、「台風の影響で暴風雨警報が発令され、児童だけでの下校が困難である」という設定で、体育館での引き渡しとさせていただきました。
メールを確認していただき、それに回答して送信のうえ、引き渡しのための整理券を受け取って児童をお迎えいただいた保護者の皆さま、ありがとうございました。今回はお仕事等でご参加いただけなかった保護者の皆さま、できましたら、体育館でのようすをお子様から聞いておいていただくとありがたいです。
子どもたちが体育館に避難してくる表情はけっこう真剣で、よかったと思います。集合してから、お迎えを待つあいだ、どうしてもおしゃべりをしてしまう子もいましたが、6年生はさすがに落ち着いていて、その場で「さすが6年生」と評価しました。おしゃべりしてしまうと、お迎えの方が到着しても、名まえを呼ぶ声が聞こえませんからね。
引き渡しの「本番」がないことが望まれますが、もしも実際に引き渡しをしなければならなくなった際には、マニュアル通りにはいかないことも多いと思います。道路網の寸断や家屋の倒壊、停電をはじめとするライフラインの寸断等、何が起こるかわかりません。
昨日の職員会議で、校長から職員に向けて、「マニュアルからの脱却」について話しました。マニュアルはたいへん有効ですが、万能ではないと考えます。いざというとき、命を、安全を守るために、その場でできる最善を考え、実行に移すことはとても重要です。職員一同、柔軟な判断ができるような危機管理を目指します。
