「生と性」を考える、いのちの学習

 6月10日(月)、伊賀市から助産師相談室『いのちのかがやき』の林みち子さんにお越しいただき、5年生を対象に「ホンネで話そう!生と性 ~しあわせな大人になろう♡~」と題してお話いただきました。
 最初に、「きちんと並ばなくていいから、見えるところまでおいで」「私のことは、は~ちゃんと呼んで」というふうに柔らかく接していただきつつ、「おしゃべりはやめて。話す人にも聴きたい人にも失礼」「性に関する話でニヤニヤするのは間違い」と、大切なところはぴしゃりと押さえていただきました。

 「みんな、最初は0.13mmの受精卵だった」「『いやだ』と1回言われてやめないのは、かっこ悪い」「人間の脳は、欠けているところが気になるようにできているけれど、他人と違うところばかり見てもしかたない」「チンパンジーと人間の違いは大脳で、そこで人は考える」「性別は、心で決める」「口と、下着でかくれる部分は、許可なしに見たり(口は見えるけど)、触ったりしてはいけない」など、大切なキーワードがいっぱいのお話でした。

 最後は、「『あたりまえ』の反対は『ありがとう』」ということで、「『ありがとう』『ごめんなさい』で気もちを伝えなきゃだめ」とまとめていただきました。

 妊婦体験や赤ちゃんを抱く体験もさせていただき、貴重で大切な機会となりました。

 また、急な連絡にも関わらず、一緒にお話を聴きにきてくださった保護者の方々、ありがとうございました。今回のお話が、それぞれのご家庭に広がっていけば素晴らしいことだと思います。