3学期始業式

1月9日(火)3学期が始まり、始業式が行われました。

今回も区切りの重要な行事ですので始業式での話の内容について、概要を掲載いたします。

【3学期始業式の話】

みなさんおはようございます。今日から3学期が始まりました。

私は今年の初もうでに行ったとき、1つだけお願いをしてきました。「今年はおだやかで平和な年となりますように」と。

ところが、初もうでから帰ったらすぐに緊急地震速報が鳴り、石川県の能登地方を中心とした大地震が起こりました。みなさんもニュースなどで大変な被害が出ていることを見たと思います。震災にあわれた全ての方にお見舞い申し上げるとともに、1日も早い復興を願っています。そして、三重県は南海トラフを震源とした大地震が近い将来発生すると言われています。みなさんも自分のこととして命を守るために正しい知識を身につけ、日頃からの備えを続けていきたいと思います。

ところで、2学期の終業式で、3学期の重点目標である「ルールを守る」について話すということをあらかじめ伝えてありましたので、そのことを中心にお話をします。

ルールには必ず意味があります。例えば、いじめをなくすには3つのルールがあります。「いじめをしない」「いじめを見かけたら止める」「止めることができないなら先生や親に相談する」。このルールには人を傷つけない、そして傷つく人がいなくなるよう決められたルールです。みんなが守ることでいじめのないすばらしい学校が実現します。やれば必ずできるはずです。

また、地階で遊ぶことは禁止になっています。地階でのけがを防止するためのルールであり、実際にけが人も出たことがあるため守らなければならない大切なルールとなっています。その他にもいろいろなルールがありますが、その1つ1つの意味を理解して必ず守るようにしてください。

いつも「勉強の時間は勉強」「そうじの時間はそうじ」など、ルールを当たり前のように守っている人がほとんどだと思います。当たり前のルールを守れば事件のほぼ全て、事故の多くを防ぐことができます。そのような人は自分も他者も大切にできる人です。3学期は学年の締めくくりの時期です。ぜひとも1つひとつのルールを理解し、守ることができるよう全員が努力をしてください。

今日のみなさんの聞く態度、朝のあいさつとても素晴らしかったです。これに「ルールを守る」ことが加われば、ますます素敵な学校になることでしょう。

これで3学期始業式の話を終わります。