本年度第3回避難訓練

1月23日(火)本年度第3回の避難訓練を実施しました。

前回2学期に行われた本年度第2回避難訓練は、休み時間中に地震が起こったことを想定して、訓練の日時を予告せずに実施しましたが、今回は避難の際の経路やルールを徹底することを目的として事前に予告を行い、教室での指導の後に訓練を実施しました。

今年は正月早々に能登半島を中心に大地震がありました。ニュースなどで地震の被害を子どもたちも目の当たりにしたと思います。この状況は決して他人事ではありません。これらのことを自分ごとにするために、正しい知識に基づく正しい行動を身につけることが大切です。

南海トラフを震源とする大地震のリスクは年々増加し、相当に高い確率で近い将来に発生します。その規模は地震のエネルギー換算で能登半島地震の数百倍とも1千倍以上言われています。また、想定エリアの人口も比較にならない程に多く、命が助かったとしても十分に支援が行き届かない事も考えられます。

地震は台風等の気象災害以上に予知が難しいため、ご家庭におきましても地震時のルールや決め事、集合場所、災害伝言ダイヤルの使い方などについて、地震が起こる前の日常の中で十分に話し合い、必要な備えを進めていただきたいと思います。

【避難訓練後の後始末とエピソード】

今回もぞうきんで上靴をきれいにしてから校舎に入りましたが、休み時間にもかかわらず、率先してぞうきんを洗ってくれた6年生の児童がいました。とても素晴らしい事だと思います。「手が冷たいと思うけど、みんな本当にありがとう!」と声を掛けたら、とても素敵な笑顔が返ってきました。