高学年になると、外部との連携授業が多く組まれます。
今日は、弁護士の先生をお招きして、いじめ防止について学ぶ学習と、異校種連携で高校生と交流しながら、英語の学習を行いました。
【弁護士によるいじめ防止教室】
初めに亀山市出身の川戸雄介弁護士をお招きした「いじめ防止教室」の紹介です。
対象は5年生と6年生で、まず始めにいじめは人権侵害であること、いじめる側といじめられる側では、感じ方が大きく異なることを教えていただきました。
また、実際起こったいじめの事案紹介では、いじめが引き起こした深刻な結末の話もあり、その部分は特に真剣に聞き入ってきました。
次に、いつも嫌なことをされているなどの理由により、「場合によってはいじめをしてもよいケースはあるか」という質問に対して、「ある」と答えた児童は写真のように多数を占めました。

川戸先生の答えは、「いじめをしてよい場面は一切なく、どんなに困っている場合でも、いじめという手段以外の解決方法を考えなければならない。」と、子どもにもわかる言葉で理由を説明して頂きました。
最後に、いじめの構図をドラえもんの登場人物を例に、「いじめを止めようとすると、しずかちゃんの役割は重要」という解説もしていただきました。
【異校種連携英語授業】
午後には、セントヨゼフ女子学園高等学校と連携した英語の授業がありました。
対象は6年生で、2か月近く前から打ち合わせを行い、今日の交流授業が実現しました。
まず始めに、お互いが緊張を解くためにお買い物ゲームをしました。
ちなみに今日の授業は説明も全て英語で、日本語の説明は一切ありません。日頃の英語の授業もALTの先生は全て英語で授業を進めるので、その点は慣れています。
高校生の英語力は非常に高く、発音が素晴らしいので感心しました。
続いては7月7日なので、ばらばらになっている七夕の話を順番に入れ替えて完成させる活動です。

さすがに難しい課題でしたが、高校生に手伝ってもらい何とか完成させました。
最後は筆記体の練習です。これはさらに難しいと思われましたが、高校生が見本を書いてくれていたので、見様見真似ねで取り組みました。

今日は弁護士の先生、高校生との授業交流を行うことができ、質の高い学びが実現しました。4年生以下も地域の方との交流等が予定されており、今後も数多くの交流学習に取り組みたいと考えています。