亀山東小学校では、児童会が中心となって行う集会を「とちの木集会」と呼んでいます。
今から25年ほど前に児童会で集会の名前を公募し、陰涼寺山にあったとちの木の大木が学校のシンボリツリーであったことから、「とちの木集会」という名前が選ばれました。
そのとちの木も、落雷で幹が損傷し、台風で大きな枝が折れ、倒木の危険があることから切り倒されるというかわいそうな結末となりました。もう一つの名物であった「根上がり松」もその前に松くい虫の被害で枯れてしまっていたため、卒業生や地域の皆様が残念がったものです。現在は学校の玄関前に植えられたとちの木が大きく育ち、亀山東小学校のシンボルとなりつつあります。
「とちの木集会」はコロナ禍で長きにわたり休止していましたが、4月26日(水)に1年生の歓迎会を兼ねて、4年ぶりに全学年が参加して行われました。
かつての「とちの木集会」を知る5年生、6年生もそのころは低学年でしたので、企画の側に回ることは初めて。そのほかの学年は全校の児童集会自体が初めてのこととなりました。
本当に久々の「とちの木集会」でしたが、1年生は6年生とともにアーチをくぐって入場し、大きな声で校歌を歌い、5年生が出題した学校のクイズに答えて楽しそうでした。


