冬においしい食べ物

本校では食育や食に関する掲示物にも力を入れています。最近は季節に関わらず色々な食材がスーパーマーケットなどに並んでいますが、本来の「旬の食材」で季節を感じることはとても大切な学習であると考えています。

今は冬真っ盛りですので、冬の食材としていろいろなかんきつ類を中央廊下に展示しています。

かつては、ハッサクや甘夏、ゆず、キンカンなどを庭に植えている家もよく見かけましたが、最近は少なくなりました。また、皮が簡単にむける温州ミカンは店頭にたくさん並びますが、皮が固かったりむくのが大変だったりするものは避けられる傾向にあるようです。例えばグレープフルーツやハッサクなどは消費が大きく落ち込んでいて、売っているのを見かけなくなったり、少ししか置いてなかったりします。かつてはグレープフルーツが健康ブームに乗り、売り場も色別に大きく取ってあったのですが、時代とともにはやりも変わっていくものです。

今回展示してあるのは、温州ミカン、ぽんかん、メロゴールド、ハッサク、デコポン、キンカン、ネーブルオレンジ、晩白柚(ばんぺいゆ)です。「酸っぱい」「めんどくさい」ということで嫌われるのですが、食物繊維とビタミンCが豊富で、お肌にも、かぜの予防にも効果があるかんきつ類は、おやつ代わりにもお勧めです。

なお、2月4日(火)の給食には大人気のみかんデコポンと、新しい品種のメロゴールドが出ます。

※それぞれの品種の解説を熱心に読んでいる子もたくさんいます。