ジュニア救命士講習会

今日は、消防署の協力を得て、6年生を対象に「ジュニア救命士」講習を行いました。

日常生活の中や非常災害時において、救急に関する正しい知識を知ることは生きる力につながります。また、東日本大震災の時も中学生や小学生の高学年の子どもが地域の方の先頭に立ち、小さい子どもやお年寄りの手を引きながら避難したということもありました。子どもであっても自分にできることを考える機会として、このような授業を行っています。

まず初めに行ったことは胸部圧迫による救命方法です。リズムに合わせてピッという音が鳴るまで胸部を押すいわゆる心臓マッサージです。しっかり正しく押さなければなりません。長い時間続ける必要もあります。大変な作業です。しかし、このことで血液が循環し、救急車が到着するまで続ければ、命が助かる可能性が高まることを知りました。

次にAEDの使い方です。AEDは音声案内があるので、正しい使い方を知っていれば誰でも使えるようにできています。知っていることで命が助かる可能性が高まることを知りました。

最後に救急車の適正利用についてのアニメを見ました。救急車をタクシー代わりに使う人がいること。みんなが救急車を正しく使わなければ、助かる命も助からない場合があることを知りました。

どれも命にかかわる大切な知識です。

最後に「ジュニア救命士」の受講修了証を受け取りました。今後、自分でもできることを考えて行動に移せる人になってほしいと思います。