「気を付けて!子どものインタネット(SNS)利用」

今日(12/17)は昨日の予想通り、雪の舞う天気となりました。朝は運動場もうっすら雪が積もり、早く来た子どもたちの歓声が聞こえました。登校途中に雪をかき集め、かわいい雪だるまや雪の塊を嬉しそうに見せる子どもたちもたくさんいました。
朝起きて雪が積もっているかどうかを確かめる、カーテンを開ける瞬間は、子どもの頃からずっとちょぴり楽しみな気分になります。この年になってもそんな気分になるのは、やっぱり子どもの頃の経験や体験がどこかに残っているのだろうと思います。子ども(小学校)のころの学校や家庭での経験や体験は、自分が生きていく上でも、将来家族をもって自分の家族にいろいろな体験をさせていく上でも、大きな影響があることを、今日の雪の様子からあらためて考えました。
さすがに今日の市役所前の気温計は「1℃」冷え込んだ朝も、子どもたちへ元気に登校してくれました。

さて、今回のタイトルは、今週の月曜日12/14の「かめやま・安心めーる」に配信されたタイトルです。内容は以下のとおりです。

「気を付けて!子どものインターネット(SNS)利用」
スマートフォン等の普及により、インターネットを通じたトラブルや性犯罪等に子どもが巻き込まれる被害が増加しています。お子さんを被害から守るために、家族でルールを決めましょう。
〇有害サイトの閲覧制限を設定する
〇金銭に関するパスワードは親が管理する
〇個人が特定できる情報、写真や動画をアップロードしない
〇ネットで知り合った相手と直接会わない
子どもの変化を見逃さないように見守り、身近にある危険を子どもたちに教えていく必要があります。  亀山警察署 0595-82-0110


学校でも、インターネットやSNSについてその利便性と危険性について、発達段階に応じて学習をしています。今回は5年生の紹介です。
以下5年生の学年だよりより抜粋  **********「インターネットを上手に、正しく使おう!」という学習です。社会科の「情報社会に生きる私たち」の単元では、メディアと自分たちの生活との関わりについて学習してきました。インターネットの利用拡大や、タブレット、スマートフォンといった情報通信機器の急速な広まりによって、世界中のさまざまな情報を瞬時に手に入れることができるようになりました。また、情報の発信や交流は、個人でも行うことができるようにもなりました。多くの情報が得られる、多くの人とつながれるインターネットの便利さを学習しました。一方で、インターネットで公開した情報はだれでも見られる可能性があり、自分の情報を公開することは危険を伴います。タブレットやゲーム機でインターネット環境が身近になっている子どもたちには、そのことも知っていてほしいと思いました。*************
5年生は映像教材(映像教材:NHK for school  スマホリアルストーリーより「送った写真のゆくえは・・・」)を使って学習を進め、次のような感想を持ちました。


〇インターネットは便利だけど、人の情報や自分の情報を送ったら、どんどん広がっていくことがあると知って、怖いなと思いました。だから、これからは、人の情報を勝手に送ったり、自分の情報を送ったりしないように気をつけたいと思いました。
〇ぼくは、学習するまで、ケータイのことを気軽に考えていたけれど、おそろしいところもあるんだなと思いました。友だちの写真を勝手に送って、それがどんどん広がっていくのがおそろしいと思いました。気軽に考えていたら大変なことになると分かりました。ぼくもケータイを持つときがきたら、いくら友だちでも気軽に写真を送らないでおこうと思いました。
〇インターネットはとても便利だけれど、すごく速くたくさんの人に情報が知れ渡ってしまうから怖いなあと思いました。わたしもゲームのボイスチャットでしゃべっているけど、意識していないうちに、情報を流してしまっているのかなと思いました。友だちならいいかなと思ってしまうので、これからはもう少し気をつけようと思いました。
〇わたしは、「ゲームの名前を本名にしたらダメ。」とお母さんとお父さんに言われたことがあります。それにはこんな理由があったんだなとおどろきました。また、自分の情報は、あまり相手に出さないようにしようと思いました。

ネット上に一度出た情報は消せない。自分が削除しても、他の誰かが保存していたら、ずっと残り続ける。学習のまとめにも書いたとおり、「この内容は送っていいかな?」「信用できる相手しか見ないかな?」とよく考えてから、自分の情報を送るようにしましょう。インターネットを利用するやくそくをおうちで話し合い、それを守ることが大切です。また、利用していて困ったことがあったら、すぐに大人に知らせることも大切です。