4年生 鈴鹿川での体験学習

今日も強い日差しが照り付ける1日でしたが、近隣の津市の最小湿度が30%ほどで、カラカラの乾燥した陽気となりました。昨日までと違って空気が夏から秋に変化したような気がします。

4年生は今日、鈴鹿川で校外体験学習を行いました。鈴鹿川は市内の中心部でも水質がよく、大変美しい川です。市内の飲料水も鈴鹿川の伏流水を使用しており、私たちは毎日その恵みを受けて生活をしています。

学校の近くは中流域で、多くの生物を見ることができます。今日はゲストティーチャーとして鈴鹿川の自然を守る活動をしている方をお招きして、川の生き物について学びました。

子どもたちは川遊びの経験はほとんどないそうです。近くに清流があっても馴染みは薄いようです。

川の中州に渡り、注意を聞いてから活動開始!

早速とれたのは大物ですが、何とライギョ。外来生物の中でも厄介な存在です。

続いて取れたのは草の根元のガサガサ(網を構えて足でガサガサする捕獲法)で、オイカワ、タモロコ、アブラハヤ、ヨシノボリ、シマドジョウ、エビ(スジエビ・ヌマエビ類)などいろいろ獲れました。これらは在来種で、豊かな自然が残されていることがわかりました。特に、ゲストティーチャーの先生が仕掛けた通称「もんどり」には大きなオイカワがびっしり。子どもたちも「すごい!」とびっくりしていました。

一通り生物の観察をした後は川遊び。この辺りは水深もひざ程度で、比較的安全に遊ぶことができます。天気はよくてもこれならば熱中症とは無縁ですね。大満足の体験活動でした。

今日は採集と川遊びでしたが、明日は今日獲れた生き物についてのお話と、自然を守ることの大切さを勉強します。

子どもたちが到着する前に草を刈り、道をつけます

ゲストティーチャー先生はもんどりを仕掛けます

中州に渡って話を聞きます

中州には鹿の足跡も

最初の獲物は何とライギョ

ガサガサで魚やエビをゲット

「もんどり」にはすごい数オイカワが

魚の隠れ家発見

そして最後は川遊び

集合をして、生き物を川に返します

ごみ拾いをしてから川を後にしました