梅の見学に行きました

加太小では、3・4年生が加太の自然を生かした食につながるふるさと学習として、北在家の梅栽培圃場で梅の収穫体験を行っています。梅の実が実るのは6月頃ですが、梅の花が咲くのは今です。先日も地域の方から「もうそろそろ梅の花の見ごろの時期だよ」と教えていただきました。そこで、3月1日に2年生と4年生が梅の花の観察に行きました。ほのかに香る梅の香りをかぎながら子どもたちは、「2年生」「4年生」という名札がつけられた梅の木の花を観察しました。最後に、地域の方の案内で70本の梅の木の間を散策しました。自然の中での季節感あふれる学習となりました。

令和5年度新入学児童【加太保育園児】向けの体験授業を行いました

新入学児童の小学校入学後の段差を少しでも緩やかにするために、その第2弾として2月28日に校長による体験授業を行いました。

子どもたちは授業を受けることに興味津々。椅子に座り机に向かう様子もそわそわしています。校長先生の自己紹介の後、授業が進められました。

授業内容は「じゃんけんゲーム」 「かがみよかがみ」 「わたしはだれでしょう」 「すごろく」の4つでした。園児たちは授業を通じて挙手すること、返事をすること、指名されてから発表することなどを体験しました。授業後保育園児たちは笑顔で保育園へ帰っていきました。

このような活動は保育所や幼稚園等と小学校の連携により、子どもがより生活の変化に適応しやすくなります。また効果として、 園児が小学校生活に親しみ、期待を寄せたり、自分の近い将来を見通すことができるようになります。園児にとって大変有意義な時間となりました。

本年度最後の業前なわとび

2月28日をもって、今年度の最後の業前なわとびが終了しました。本校はなわとび活動を通じて、体力向上はもちろんのこと、縦割り班を用いた異学年交流の機会をもつことで、教え合い、学び合いを行ってきました。

なわとび活動では、「なわとびカード」を用意して、子どもたちが達成感や喜びを感じられるようにしてきました。カードに記録することで、自分の頑張りが記録として残り、目に見えることで視覚化され、次への目標の設定に活かせます。また活動を通じて縦割り班を主体としたペア同士で良いところは褒め合い、苦手なところはアドバイスをもらうことでスキルアップをしていきました。先生からほめられること以上に他の児童からほめてもらったり、認めてもらったりすることは、自尊感情の向上につながります。

活動の最後には、自分のがんばってきたなわとびをみんなの前で披露する時間を持ちました。披露したなわとびが終わると自然に拍手が全校からありました。これからもいろいろな学校教育活動で本校の少人数を活かした活動をさらに進めていきます。

令和5年度新入児交流会を行いました

本来ならば、2月7日の令和5年度新入児入学説明会に合わせて、全校で新入児交流会を行う予定でしたが、学年閉鎖があったため保護者を対象に入学説明会のみ行い、新入児交流会を延期していました。陽気も穏やかになってきたので、2月24日にロング昼休みを設定し、新入児交流会行いました。

令和5年度の新入児童は全員がお隣の加太保育園出身です。日頃から交流をしていますが、改めて小学校児童と教職員がお迎えするという気持ちをこめて、新入児交流会を行いました。

場所は体育館で行いました。はじめの会として、児童会会長の話とプログラムの説明を行いました。司会及び進行はすべて児童会です。その後新入児と在校生との交流として、「たいこの数だけ集まろう」、「だるまさんが転んだ」をしました。少し緊張気味だった新入児も、みんなでふれ合い、楽しむ中で、次第に表情もほぐれて、にこやかになっていきました。

幼稚園や保育園は、集団生活の中で、体験や遊びを通じて、他人との関わりや言葉、興味・関心などを育みます。これに対して、小学校は、基本的に教科書を使い、机に向かって先生の話を聞きながら学習します。この違いや段差を少しでも緩やかにするために、このような会を催しました。遊びを通じて児童が顔なじみとなり、できるだけ早く新入児童が小学校になじんでくれることを願っています。

6年生を送る会を行いました

2月22日(水)3・4限に体育館で6年生を送る会を行いました。6年生を送る会実行委員会及びメインの進行役は5年生です。5・6年生は複式学級ですので、6年生に内容が知られないように、5年生は今日まで気を配りながら、企画を行ってきました。

在校生が拍手で迎える中、6年生は担任の先生と共に入場しました。はじめの言葉として、在校生代表のあいさつが実行委員長からありました。

その後は、5年生が計画した全校ゲームを楽しみました。6年生と1・2年生で「だるまさんの1日」、6年生と4年生で「天下統一」をしました。そして、ドッジボールを6年生対1・2年生、6年生対4年生で行いました。また、6年生一人一人に関したクイズも〇×形式で出され、また6年生を知る新たな発見となりました。

ゲームの後は、各学年で用意したプレゼント渡しです。1、2年からは卒業式に6年生が胸につけるコサージュが贈られました。4年生からは手作りの記念品が渡されました。また縦割り班で書いた色紙も担当の児童が6年生に渡しました。そして、6年生からは、出し物「恋ダンス」が披露され、最後に全員で元気よく加太ソーランを踊る一幕もありました。

児童会引継ぎセレモニーとして、後期児童会役員から、来年度前期役員に児童会旗の引継ぎが行われ、縦割り班班長からはその班の5年生へ縦割り班旗をわたす儀式が行われました。伝統とともに温かい心と絆も引き継がれていきました。

 

加太みどりの少年隊活動 亀山市主催の『第18回亀山市植樹祭』に参加しました

2月18日(土)に加太みどりの少年隊活動として、亀山市主催の『第18回亀山市植樹祭』に参加しました。開催場所は観音山公園機関車広場です。

はじめに式典に参加しました。主催者代表として市長の挨拶の後、来賓の方々の挨拶と紹介があり、続いて記念植樹を行いました。金のボディに紅白のリボンのまかれたスコップを持って、6年生隊員は市長と、5年生隊員は来賓の方とキンモクセイを植樹し、あわせて記念撮影をしました。その後参加者全員の記念撮影と植樹を行いました。参加者が植えた樹種はシャリンバイでした。

ご存じの通り、キンモクセイは庭園樹や街路樹として植栽に使われる木です。秋に橙黄色の花を咲かせて甘い香りを放ちます。ジンチョウゲ、クチナシと合わせて、日本の三大芳香木のひとつに数えられているそうです。

シャリンバイは、常緑低木で日本(東北地方南部以南)の公園樹として植栽されることも多い樹種だそうです。

SDGsの15番目の目標に「陸の豊かさを守ろう」という目標があります。このような植樹祭に参加することは、木を育て,使い,森林の循環をつくることを実体験として学ぶことができ、児童はもちろんのこと私たち大人にとっても環境を意識した社会づくりにつながるすばらしい活動で、大変有意義なものでした。

指導員の方々はもちろんのこと、多くの保護者の方々にも参加していただき、なかなか体験できない貴重な経験をさせてもらいました。ご多用の中、参加された皆様ありがとうございました。

6年生理科 「発電と電気の利用」の学習をしています

6年生理科では「発電と電気の利用」の学習をしています。この単元では,手回し発電機などを使い,電気の利用の仕方を調べ,電気の性質や働きについて考えます。

具体的には実験などを通じて、電気は,①つくりだしたり蓄えたりすることができること。②光,音,熱などに変えることができること。③身の回りには,電気の性質や働きを利用した道具があること。を学習します。

授業では,キットの手回し発電機を製作し,実験で活用しました。コンデンサーで電気は蓄えられることを体験しました。電気の変換については,豆電球とLEDを点灯させ,電子ブザーの音を出したり,手回し発電機を蓄電した電気で作動させたりしました。また光電池で電気を作る活動も行いました。

単元の最後に身の回りの電気の利用の仕方を調べることで,電気が様々な形になって変換され,利用されていることや,「省エネルギー」を含めたエネルギー資源の有効利用、環境保全についても考えました。

第3回クラブ活動 ゲストティーチャーによる手芸体験

2月16日(木)の6限目に地域の方をゲストティーチャーとしてお招きし、4,5,6年生児童17名がクラブ活動を行いました。今年度最後のクラブ活動です。内容は手芸体験でした。

紙粘土をこねて、かわいい人形を2体作りました。紙粘土をこねたり、丸めたり、のばしたり、色の違うものを混ぜたりすることで、オリジナルの作品を作ることができます。見本の人形のかわいさに加え、紙粘土の何とも言えない手触りや質感を楽しみながら、制作をしました。

児童からは「楽しかった。」「こんな作品が自分でも手軽に作れるなんて驚いた。」「細かい部品はゲストティーチャーの先生が準備してもらったと学校の先生から聞いた。こんな細かい部品は自分では作れないので、ありがたいと思った。」等の感想がありました。