3学期始業式

今日から3学期が始まりました。久しぶりに運動場や校舎に子どもたちの元気な声が響き、学校に活気が戻ってきました。

【始業式でのお話】

 あけましておめでとうございます。新しい年2024年、令和6年が始まりました。

 みなさんもテレビや新聞でよく知っていると思いますが、1月1日に、震度7という巨大地震が石川県を襲いました。道路はあちらこちらでひび割れ、家々やビルは倒れ、土砂崩れや津波も発生しました。多くの方々が亡くなり、今も避難所生活をおくっている方々も多くいます。余震と言って、今朝も地震が発生しているようです。2日には、羽田空港での飛行機衝突事故。災害や事故によりかけがえのない命が奪われたという連日のニュースに心が締めつけられる思いがしました。

 今、こうやって元気に登校し学校生活がおくれること、家族と一緒に過ごせること、友達と遊んだり、一緒に活動や勉強ができたりすること、おいしい食事が食べられること、ゆっくり眠れること。わたしたちにとって、今「当たり前」と思っていることが「当たり前」でない方々がみえます。こうやって今、生活できることに感謝しながら、毎日を大切にすごしていきましょう。

 さぁ、今日から3学期が始まります。みなさんは、新しい年を迎えるにあたって、今年はこれをがんばろうと決めたことはありますか?そして「継続は力なり」という言葉を知っていますか?継続っていうのは、続けるということです。どんな小さなことでも毎日続ける、続けるということは簡単そうで一番難しい。でも、それは力になるし、目標を達成するために大事なことだよということです。

 今日から始まる3学期は、今の学年での最後の学期です。3学期に学校に来る日は、50日ほどしかありません。今の学年のまとめ、そして、4月から一つ上の学年に進級する準備として、目標を決め、「継続は力なり」、一日一日を大切に、がんばってほしいと思います。そして「継続は力なり」の一つとして、ぜひみんなで続けていきたいことがあります。それは、「あいさつ」です。小さなことだけど、続けるのは難しいですよ。 学校で、地域で、元気なあいさつの声が響くことを願っています。