5年生が調理実習をしました

5年生が家庭科の時間に調理実習をしました。最初に、だしの役割や良さを考えるために、主な和食だしである「かつお節」「煮干し」「こんぶ」について学習し、だし無しとだし有りを飲み比べました。そして、だしを入れることで料理の旨味を引きだすことを学習しました。

その後、一人ずつ味噌汁を作りました。味噌汁の実は、玉ねぎ・油揚げ・豆腐・ねぎ・わかめです。実を包丁で切った後、かたい物、火の通りにくい物から順にだし汁で煮て、味噌をといて入れました。「家で飲む味噌汁とは少し違うけど、おいしかった。」「作って食べるのが楽しかった。」「味噌をきちんとといていなかったから味噌が残っていた。」などと、子どもたちにとっては、また一つ良い経験になりました。

 

 

業前なわとび活動がスタートしました

今日から業前なわとび活動がスタートしました。”短なわ”はもちろん一人で跳ぶものですが、加太小学校のなわとび活動は一味違います。縦割り班を使った異学年集団で学び合い、教え合い、助け合いを行います。具体的には、高学年児童と低学年児童がペアを組み、高学年児童が低学年児童になわとびの跳び方を教えたり、なわとびカードの記入の仕方を教えたりします。今日は第1回目。児童たちはお互いで跳んだ数を数え、励まし合いながら、短なわをがんばって跳んでいました。児童はやみくもに跳ぶのではなく、それぞれがなわとびカードに設定した自分の目標に向かって、取り組みます。なわとびを通じて主体的に目標に向かってがんばる姿が体育館にあふれていました。

人権集会を行いました

11月30日(水)5限目からはなまるタイムの時間に、体育館で全校による人権集会を行いました。当日の人権集会をよりよいものにするために、当日までの取り組みとして、人権担当の先生から低学年(1・2年)と高学年(4・5・6年)に対して、事前学習のテーマ「自分や友だちの発言や行動をふりかえろう」として、事前学習を行いました。児童たちは自分のふだんの言動を改めて振り返ることで、自分のこととしてとらえることができました。

この人権集会でめざす子どもの姿として、めあてを「自分や友だちの発言や行動について、正直な気持ちを伝え合おう」としました。特にその中でも、学習の視点として以下の①②③を設定しました。

  •  ① 自分や友だち発言や行動を振り返ることができる。(ホップ)
  •  ② ①について「自分はその時どんな気持ちになったか」を伝え合うことができる。(ステップ)
  •  ③ ①や②をふまえて、今後自分はどうしていきたいか、加太小学校をどういう学校にしていきたいかを伝えることができる。(ジャンプ)

児童は、ふだんの自分や周囲の言動を起点とした具体的な例を出しながら発表していました。

今後はこの人権学習で得られたものを、児童が多くの時間を過ごすそれぞれの学級の中で、自他のよさを認め合える人間関係を相互に形成していけるように、学級活動に生かしていきます。

4・5年生が社会見学に行ってきました

社会見学のめあては、社会科で学習している内容(4年=伝統産業,5年=工業学習)について、「実際に現地を見学することで、これからの学習に役立てること」「学校を離れ、公共の場での約束や決まりを守って安全に行動し、みんなで協力する態度を身につけること」です。

今回の見学地は、株式会社エイチワン亀山工場、三重県総合博物館 MieMu、鈴鹿伝統産業会館の3つです。株式会社エイチワン亀山工場は、自動車の部品を作っている会社です。自動車を好きな児童も多く、子どもたちは興味津々でした。

三重県総合博物館 MieMuは5年生のモリアオガエルの特別授業でもお世話になりました。今回の社会見学でも田村学芸員様には再度ご指導いただき、特別に研究室も見学させていただきました。

鈴鹿伝統産業会館には鈴鹿市の伝統工芸である鈴鹿墨と伊勢型紙が展示されています。伝統産業会館内のギャラリーには、しおりやミニ染型などの小物類から、ハガキ、本格的な大判の染型額まで取り扱われており、貴重なものをたくさん見せていただきました。

もちつき体験をしました

地域指導者様のご指導のもと、5・6年生が中心となって自分たちで田植え、稲刈りをしました。そして、その収穫したもち米を使ってもちつきをしました。この活動の目的は「米の収穫ともちつき体験を通して、収穫の喜びと収穫まで指導していただいた方に感謝の気持ちをもつ子を育てる」「地域の教育資源(文化・自然・人など)を生かした活動を通して、地域に愛着をもつ子を育てる」ことです。一連の稲作活動を通じて、全校児童が一緒に作業することのすばらしさや大切さを学ぶこともねらいとしています。

当日までに教職員で協力して、2臼分のもち米を洗って、水につける。臼・きね・餅つき機及び家庭科室準備も行いました。臼は林業センターのものを借りてきました。

当日は密にならないように、地域指導者の方の安全指導のもと、活動時間を分けて全児童30名がもちつき体験をしました。つきたての餅をきな粉・あん・醤油・のりで味付けし、おいしくいただきました。笑顔のあふれるもちつき体験となりました。

6年生関小・加太小交流会を行いました

11月29日(火)に6年生関小・加太小交流会を行いました。この会の目的は、「関小学校と加太小学校の子ども同士が交流を通じて親睦を深めること。」「お互いの学校の特徴を理解して、その良さを尊重する気持ちを持つこと。」「中学校に進学してからもスムーズな交友関係ができるようにすること。」の3つです。

今回はホスト校が関小学校ですので、実施場所は関小学校の体育館です。参加児童は関小学校6年生40名と加太小学校6年生4名です。この児童たちのほとんどは来春関中学校に進学することになるので、この交流会はスムーズに中学校生活をスタートを切るためにも大変有意義なものです。

遊びや交流を通じて子どもたちは少しずつ関係を深めていきます。開会の挨拶の後、各学校での活動の紹介として学校紹介クイズを行いました。グループ交流として5~6人グループでの自己紹介とレクリエーションを行いました。その後、全体交流として、全体でのレクリエーションとゲームを楽しみました。最初は緊張した面持ちでしたが、会が終了する頃にはすっかり仲良くなっていたようでした。2校の交流はもちろんのこと、個々の気持ちがつながり合うよい会になりました。

大和街道について教えていただきました

5・6年生は、ふるさと学習として総合的な学習の時間に「大和街道」について調べています。そこで、地域のゲストティーチャーの方に更に詳しく「大和街道」について教えていただきました。子どもたちは、昔から交通路の要が加太であったこと、交通の要害である加太に鹿伏兎城を築いたこと、大和街道の重要性が増し、整備も行き届いていたこと、現在も大和街道には史跡が残っていること等を資料や映像をもとに学習しました。子どもたちにとって、地域の新たな発見となりました。

 

全校遊び 「天下統一」をしました

今日は、昼休みに全校遊びをしました。児童会が考えた遊びは、ドッジボールと鬼ごっこを合体させた遊び「天下統一」です。当てられたらコーンのところで待機をし、自分を当てた人が当てられたら復活できます。「〇〇ちゃん。がんばって。」「復活させてくれてありがとう。」などと、逃げたりキャッチしたりするのを楽しみながらみんなで遊びました。児童だけでなく先生も一緒に入って楽しいひと時を過ごしました。

    

5年生理科「ふりこのきまり」の学習をしています

5年生理科は2学期の最終単元として「ふりこのきまり」の学習をしています。この単元では,振り子の運動の規則性について興味・関心をもって追究する活動を通して,ふりこの運動の規則性について条件を変えて調べる能力を育てるとともに,実験などを通じて,振り子の運動の規則性についての見方や考え方をもつことができるようにすることをねらいとしています。

授業では,”近代科学の父”とも呼ばれているガリレオ・ガリレイがピサの大聖堂の天井から吊り下げられたランプが揺れる様子を見て,このふりこの法則の大発見につながったことから学習をはじめます。その後,身の回りのにあるふりこを用いたブランコやメトロノーム,ふりこ時計など児童の生活経験を学習課題につなげていきます。

実際のふりこの実験では,大型の分度器を掲示しその前に実験器具を置きます。①ふりこのふれはばを変える,②ふりこのおもりの重さを変える,③ふりこの長さを変える実験をそれぞれ行います。実験に係る1回の条件に付き3回以上測定します。数値の平均については,教科横断的な観点から、算数の授業で平均について学習していることと関連付けて算出します。

児童からは「普段何気なく遊んでいるブランコに乗るときにこの法則を思い出すとおもしろい。」「重さが重い方がなんとなくふりこが1往復する時間が長いような気がするけど,実際はそうではなかった。ガリレオ・ガリレイってすごい。」などの意見がありました。