5年生 福祉教育

UDアドバイザーとして活動する中川桃子さんと笠井真人さんを講師に迎え、5年生が福祉について学びました。白血病で両目の視力を失うという突然起こった自分の実体験をお話してくださる桃子さんのお話を子どもたちは、真剣な表情で聞いていました。少人数のメリットもあり、子どもたちは、桃子さんの周りに集まって、点字器を見せてもらったり、点字本の中から「め」を探したりしました。また、いろいろな話をしながら給食を一緒に食べたり、全員が交代で桃子さんを駐車場まで誘導したりするなど、桃子さんと楽しく交流することができました。優しく笑顔でお話してくださる桃子さんと出会い、子どもたちは、「白杖をもった人に接するときは、『何かお手伝いできることはありますか。』と声をかけることがよいことや「クロックポジション」で場所を伝える方法もあることなど、相手の立場に立って考えて思いやりのある言動をとることの大切さを学ぶことができました。笠井さんは、ユニバーサルデザインと合理的配慮についてお話してくださいました。そして、身体が不自由でも運転できるようい改良されているご自身の車を見せて下さいました。短い時間でしたが、子どもたちにとって学びの多い時間となりました。