亀山市歴史博物館の学芸員の方による出前授業を4年生で行いました。亀山市歴史博物館では展示はもちろんですが、子どもたちの学びがより深まるように、専門的な知識をもたれた学芸員さんが学校へ来て下さり、郷土に関する出前授業を行ってくれます。
今回の出前授業の内容は4年生の社会の「郷土の伝統・文化と先人たち」についてです。その中でも、「生田理左衛門」の一生をもとに鈴鹿川の治水工事について教えていただきました。今の鈴鹿川は、250年ほど前は、ゆるやかでまっすぐな川ではありませんでした。そのため、土砂がたまって沼地になったり、大雨が降ると堤防が壊れたりして被害を受けました。そのような鈴鹿川を機械のない時代に、生田理左衛門が先頭にたって治水工事をしました。このような話を聞いて子どもたちは、先人が様々な苦心や努力により当時の生活の向上に貢献したことを理解することができました。