5年生理科「流れる水のはたらき」の学習 実験場を作り実験を行いました

5年生理科「流れる水のはたらき」の学習の理解をより深めるために、校庭の砂場に水の流れの実験場を作り実験を行いました。実験にあたり、水の量や土山の傾斜角度等の条件を話し合いながら1つずつ変えて、土の削られ方や流れる水の様子の変化が捉えられるように工夫しました。

実験は川に見立てた溝のカーブを大きくしたのと護岸工事を事前にしっかりと行ったおかげで、児童が望む結果には残念ながら至りませんでした。しかし実験に行うまでの準備や予想、事前学習を行ってきたので、児童全員が主体性を持って、生き生きと楽しみながら実験する姿が印象的でした。

実験後児童からは、「流れる水のはたらきは、侵食・運搬だけだと思っていたけれど、堆積するということもわかった。」「流れる水には、侵食・運搬・堆積という3つのはたらきがあることがわかった。」「大雨が降ったら警報が出る前に、洪水による災害に備えないといけない。」などの意見が出されました。

今後は、加太川上流~下流と鈴鹿川の実際の川を観察することで流域の変化についても学習する予定です。あわせて映像資料などを活用して、災害に対する備えの学習につなげていきます。