6年生理科 発電と電気の利用の学習を行っています

この単元は小学校理科の電気分野の集大成になります。子どもたちは,これまでに第3学年で,電気を通すつなぎ方・通さないつなぎ方や電気を通すもの・通さないものを,それらの共通点や差異点をもとに比較しながら調べ,電気の働き(発光作用)や電気の通り道(回路)について学習してきました。

また,第4学年で,乾電池の数やつなぎ方,光電池に当てる光の強さを変えたときの豆電球の明るさやモーターの回り方の変化を,回路を流れる電流の強さや向きと関係付けながら調べ,電気の働きについて学習してきました。

さらに,第5学年では,電磁石の強さの変化にかかわる条件を制御しながら,電
流の働き(磁化作用)について学習してきました。

そこで6年生の本単元では,手回し発電機を制作するところからスタートし、電気の利用の仕方を調べながら,電気の性質や働き(発電・蓄電・変換・発熱作用)について学習します。身の回りに目を向けながら、「エネルギーの変換と保存」「エネルギー資源の有効利用」というエネルギーに対する見方や考え方につなげていきます。