情報化の進展によって利便性が向上した反面、家庭で携帯電話やスマートフォン等によるメールやインターネット等を利用する時間が増えたことによる、子どもの読書離れが懸念されています。
全国学力学習状況調査の生活に関するアンケート結果を分析すると、本校の児童は全国平均よりもメディアに費やす時間が長いのが現状です。学校の読書活動や取組を通じて、ゲームのコントローラーを本に持ち替える頻度が増えてほしいと考えています。今日から図書館の本の貸し出しがスタートしました。秋の夜長を読書に充てて、読書に関することがご家庭の話題の1つとなれば幸いです。
【以下は第四次三重県子ども読書活動推進計画より抜粋した文章です】子どもは、読書を通じて、新しい世界を知り、感動し、自分なりの考えを持つことができるようになります。読書経験を積み重ねていく中で、感性を磨き、判断力を伸ばし、表現力等を高めるとともに、コミュニケーション能力の基礎を築いていきます。
また、多くの知識を得たり、多様な文化に触れたりすることにより、子どもは学ぶ楽しさや知る喜びを感じ、生涯にわたって自発的に学習する習慣を身に付けていきます。
こうした知的活動の基礎となる読書活動は、「書くこと」と併せて子どもの成長にとって大変重要であり、人生をより深く生きる力を身に付けるための大切な手段の一つです。