新しい環境で生活をスタートさせることは誰しも不安なものです。中学校では授業の進め方が変わります。教科書で扱う内容が増えるため、授業のスピードがアップします。授業時間も中学校になると授業時間が増え50分になります。時間にすれば5分ですが、1日の時限数も増えるため、小学校の時よりも勉強に取り組む時間が大幅に増えます。科目の変化もあります。中学校になると、英語を例にとるならば、英語はより学問としての要素が強くなります。英語が慣れ親しむものから知識や実践するものへと変わっていきます。また、小学校までは「算数」として習っていたものが、中学校からは「数学」になります。「技術科」が新たに増えて、図工は「美術科」になります。科目ごと担任の先生が変わるのも違いです。みんなが楽しみにしている部活動もあります。
そこで、新年度中学校に入学する6年生の子どもたちの不安を少しでも少なくすること。小学校と中学校間の連携を強化し、学びと育ちの連続性、系統性、双方向性を重
視した教育活動を推進・充実するために、関中学校の先生に来てもらい、出前授業を行いました。教科は数学です。また授業後は質問コーナーもあり、児童たちは積極的に質問していました。