6年総合 ササユリの里へ

総合的な学習の時間では、自分たちが住む地域で活動している方々と出会い、その取組や思いを知り、地域への愛着を育むとともに、自分たちが住む地域について考えさせていきたいと思っています。本校では以前からずっと楠平尾ササユリ保存会の方々にお世話になり、6年生がササユリの里を見学したり、保存会の方々からお話を聞いたりしてきています。

ササユリは、日本固有種のユリで、自生する場所や地域が限られ、さらに種から花が咲くまで7~9年もかかるため、非常に希少な花です。校区の楠平尾ササユリ保存会の方々は、昔のようにササユリがたくさん咲く里山に戻すために、2002年から雑木林の整備、獣害予防、草刈り、散策路の整備等を行い、ササユリの増殖に取り組んでみえます。その取組のおかげで、里山に美しいササユリがたくさん咲くようになりました。

今年も、ササユリ保存会の方から、ササユリの花が開いてきていると教えていただき、早速5月26日(木)ササユリの里へ見学に行ってきました。子どもたちの他にも、たくさんの人が見にみえていました。森の中に咲く、淡いピンクのササユリの花は、とても美しかったです。

ぐみの実
ぐみの木