あと2週間となりました!

 お盆休みをふるさとや行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュもほぼ終わったようです。子どもたちや皆様方の中にも、たくさん楽しい思い出をつくられた方もみえることでしょう。ほんのこの前に始まったと思っていた夏休みも、あと2週間ほどとなりました。宿題など、もし、まだやり終えていない課題がありましたら、早めに仕上げてください。学校のほうも、14~15日の二日間は閉校ということでしたが、また、今日から通常通りに戻りました。私たち教職員も、残された2週間余り、研修に励んだり、2学期の学校行事、授業や学級経営の準備をしたりします。
 昨日は、張本さんのことをお話ししましたが、長崎の平和式典での田上富久市長さんの平和宣言を読み返しました。とても心に突き刺さるところがあります。その部分を紹介します。
 「きのうも長崎では、午前十一時二分に、サイレンの音が響きわたった。原爆投下のその時に合わせ黙祷(もくとう)をするためのサイレンだ▼長崎県内に住む吉田美和子さん(66)は三十三年前、その音を夏風邪で伏せっていた床で聞いた。静かに目を閉じ、合掌をしていると、おなかの中で日に日に大きくなるわが子が動き始めた。思わず両の手でおなかを包んだ▼そのとき…<ふいに サイレンの響きとはちがう/無数の唸(うな)りが/私の耳の中を 揺さぶっていく/あの日 あの時/母の温(ぬく)もりの中で/守られていた 小さな生命が/声ひとつ あげる間もなく/吹き飛ばされ 風と化していった…>(『原爆詩一八一人集』)▼産声を上げることもなく、風になった赤ちゃんが何人いたことか。きのうの平和祈念式典で長崎市長は、各国の指導者らに、語り掛けた▼「遠い原子雲の上からの視点ではなく、原子雲の下で何が起きたのか、原爆が人間の尊厳をどれほど残酷に踏みにじったのか、あなたの目で見て、耳で聴いて、心で感じてください。もし自分の家族がそこにいたら、と考えてみてください」▼吉田さんは<ピカドンによって生まれた 小さな風たちよ/…この世のすべての人を 揺さぶる風になれ/…おろかなあの日を 知らしめる風になれ>とうたった。「もし自分の家族が…」と考えれば、小さな風の声が聞こえるはずだ。(8月10日中日新聞コラムより)」(写真は、登校日2年の平和学習です)