亀山市教育委員会より特別講師を招聘

 昨日、5年生の社会科の授業講師として、都倉悠里先生(亀山市教育委員会研究教育室)に来ていただきました。都倉先生は、元々、川崎小学校の先生をしていましたが、平成28~29年の2年間にわたり、海外青年協力隊として、南米のパラグアイという国の小学校で先生をしました。都倉先生におきましては、川崎小学校に勤務されていたときから知り合いであったことから、今回の授業の講師にお願いをしたのです。
 子どもたちにとっては、海外青年協力隊という言葉は、初めて耳にしたと思います。私の周りにも実際に経験された方がいませんでしたので、詳しくはあまりわかりませんでした。海外青年協力隊とは、JICA(ジャイカ)という組織が募集する海外ボランティアで、開発途上国の人々と共に生活し、働き、彼らと同じ言葉で話し、相互理解を図りながら、彼らの自助努力を促進するように活動する、草の根レベルのボランティアです。 「現地の人々のために活かしたい」と望む方が選考、訓練を経て派遣されます。日本政府のODA(政府開発援助)の一環としてJICAが実施しています。現在のところ、世界77か国に派遣されているそうです。
 さて、都倉先生が3月末に帰国されたと聞いて、是非、東小学校の児童にも現地の様子や子どもたちのことを伝えてほしいと考え、昨日、5年生の児童を対象に実現しました。5年生は、社会科で「世界の中の国土」という学習をしており、世界の国々に目を向ける機会を持っています。
 パラグアイは、日本の国土とほぼ同じ広さですが、人口はおよそ600万人ということで、日本と比べるとかなり少ないそうです。都倉先生は自然豊かな村で暮らし、自分たちが飼育している家畜や栽培している野菜、米を食べて生活しています。自給自足の生活を営んでいるのですね。時間がゆっくり流れているようです。ただし、治安については日本ほど良くなく、夜に外出することはできないそうです。
 子どもたちが通う学校は、保育園・幼稚園・小中学校が一体となっている学校で、校長先生、教頭先生のどちらも女性だそうです。パラグアイでは、珍しいことでなく、ほとんどの学校の校長先生が女性だそうです。なぜなのか、理由を知りたいですが。そして、教室が充実している学校ばかりでないので、外で授業をすることも多いそうです。運動場も整備されていないので、原野を開墾したような山の中にあるでこぼこの運動場で運動をしています。
 お昼ご飯も給食はなく、自分のうちからお弁当を持ってきます。ただ、お弁当だけでなく、おやつも自由に持ってきて休み時間に食べることができるそうです。日本と大きく違うのは、落第が普通にあることです。成績が振るわず、半分近くの児童が進級できずに留年するので、年齢の違う子が同じ学年にいるのが普通です。
 1時間の授業でしたので、都倉先生が2年間過ごした一部しか伝えてもらえませんでしたが、子どもたちは興味関心を持って映像を見て、先生の話に耳を傾けていました。また、第2弾を計画できれば是非行いたいと考えています。【ちょっと、記事が長くなりましてすみませんでした。最後までお読みいただきありがとうございました!】