校庭に春が・・・

 3月31日、本日をもって平成28年度が終了となり、いよいよ明日からは、平成29年度の始まりです。学校では4月がすべての始まりですので、この時期が来ると、心の緊張感が高まり、新たな出会いに喜びと期待を感じます。職員は、年度末からずっと新年度の準備をしております。そして、人事異動によって、明日からは新しく着任した職員と共に、平成29年度のスタートを迎えます。
 今月27日に発生した栃木県那須町での雪崩事故について、毎日、新聞やテレビ等で、雪崩事故が起こった経緯や原因が報道されています。犠牲となった生徒さん、先生に心よりご冥福をお祈りいたします。
 雪崩事故が発生し、身動きできない状態の中でも、機転を利かせて生徒さんがたくさんいて、互いに協力し救助し合ったと新聞記事に書かれたありました。スコップで雪を掘り返し、風よけに雪の壁を作って救助隊を待ったり、口を手で覆って空間を作り、呼吸を確保したりした生徒もいたということです。さすが、普段から山岳登山や自然災害の危険性について知識や技術を磨いてきたからこそできたのでしょう。新聞に、那須町で起こったこの悲しい雪崩事故についてのコラム記事を紹介します。 

 <空を見たらば/ながれる雲が/ふわり ふわりと/あたたかい/春がきたなと/思うたせいか/流れ雲さえ/あたたかい/遠い山には/まだ雪アあるが/雲は ふわりと/あたたかい>▼これは、栃木の塩原温泉で室町時代から続く老舗旅館の十四代目で、詩人でもあった泉漾太郎(いずみようたろう)さんの詩。描かれているのは、早春を迎えた那須野ケ原の、のびやかな情景である▼<…春がきたなと/木の芽を見たら/えくぼ みたいに/やわらかい/…春は空から/野良から春は/うんにゃ みんなの気持から>▼本当はもうそろそろ、そういう季節だろうに、那須にどさっと雪が降った。その雪が、こんな悲劇につながるとは。栃木県内の高校生たちが那須のスキー場での登山の訓練中、雪崩に巻き込まれ、大田原高校の生徒ら八人の命が奪われてしまった▼警鐘は、鳴らされていたという。宇都宮地方気象台は、表層雪崩の危険があるとして注意報を出していた。なのに、なぜ、雪中訓練が行われていたのか。ご家族は、固く凍り付いてしまった心で「なぜ、どうして、わが子が…」と、問いを繰り返していることだろう▼春の訪れをやさしくうたった泉さんは、母校・大田原高校の後輩のため、校歌も作詞している。<♪若き生命(いのち)の感激は…/那須の峰々仰ぐとき/面(おも)に瞳に湧き上がる…>。あまりにも悔しく、悲しい、那須の早春だ。(3月28日 中日新聞朝刊より)

 さて、今朝も校庭の桜の写真を撮影しました。昨年の今日なら、桜は5分咲き以上でしたが、今年はどうでしょうか?やはり、今朝もまだか。桜の木の下から見上げましたら、なんと、一つだけですが、寒さの中で震えるように咲いているではありませんか!いや、驚きました。写真では、はっきり見ることはできないかもしれませんが・・・。

学校で使用する教科書とは?

 昨日は、終日、学校を離れていまして、ホームページの更新ができませんでした。ご覧になった方々には、同じ記事のままで申し訳ありませんでした。
 今日は、毎日子どもたちが授業で使用する教科書についてお話しします。小学校で使用される教科書は、例えば、国語の教科書は、正式には「小学校国語科用 文部科学省検定済教科書」と言います。表紙を見ると、小さな字ですみの方にそんなふうに書かれています。文字通り、文部科学省が記述の内容を精査して、教科書としてふさわしいと判断されて初めて世に出ます。三重県内はもとより、全国の小学校で使用されているのですが、どの教科も1冊ではなくて、教科書をつくっている出版社がそれぞれの特色を出して出版しています。教科によって違いはありますが、5冊前後あります。地域ごとにその中から1冊が選ばれて、児童生徒に配布されています。まもなく、新学年、新学期が始まりますが、新しい教科書を始業式の日に配布します。中・高等学校で使用される教科書も全く同様です。
 さて、その教科書(国語)の中にこんな詩を見つけました。ただ、この教科書は、亀山市の子どもたちが使用している出版社の教科書ではありません。

『いのち』小海永二(こかい えいじ)
花です
虫です
からだです 

鳥です
草です
こころです 

それらはみんないのちです

いのちはどれもひとつです
いのちのふるさと
地球も一つ

風が吹き
雲の流れる地球のうえに
要らないものなどありません

お互いに支えているんです
見えない手を出し 声を出し
互いに支えているんです

どれもひとつで
どれにもひとつ
全部が大事ないのちです

 一昨日、尊い命が散ったこと、奪われたことを書きましたが、ちょうどそのとき、この詩を見つけたのです。『どれもひとつで、どれにもひとつ、ぜんぶがだいじないのち』本当にその通りです。学校においても一番大切にされるべきものは子どもたちの命の安全です。年度初め、新学期を前にして心を新たにして児童の指導に励みたいと思います。

桜始開(さくらはじめてひらく)

 桜の花が開く春なのに、将来ある若い尊い命が散ってしまいました。今日の新聞朝刊の社会面は、二つの事件・事故の記事でした。栃木県那須町のスキー場で起こった雪崩事故と、千葉県我孫子市で起こった女児の殺害と思われる凶悪事件です。昨日までは、安全、平和で何にも不安がなかったはずなのに、一転してだいじょうぶでなくなる。とりわけ、抵抗できない小さい女児の命を奪った犯人には、強い憤りを覚えます。
 さて、今日は季節のことについて書きます。「二十四節気」のことについては、これまでも時々、6年生の教科書の中から引用して、お話ししてきました。今は、まさに【春分】です。およそ半月の期間です。さらに、それを3つの期間(5日)に分けることができ、七十二候と言います。そして、今が『桜始開』(さくらはじめてひらく)です。桜の花が咲き始める頃。桜前線の北上を日本中が待ち望む、お花見の季節の到来です。亀山東小学校の校庭の桜も、もう、開花までカウントダウンに入っています。先日の新聞に、今の季節にふさわしい記事がありましたのでご紹介します。(写真は、28日今朝の校庭、陰涼寺山の桜です)

 詩人・高階杞一(たかしなきいち)さんに、「春のスイッチ」という詩がある。<春になったら/花が/いっせいにひらく/どこかで/誰かが ポンと/スイッチを入れたみたいに/ぼくにも/こんなスイッチ あるのかなあ>▼どうも鳥には、そんなスイッチがあるらしい。春、つまり恋の季節の訪れは、日照時間が長くなることで分かる。「光の変化を感じ取るのは、目」と思っていたが、鳥たちは、脳の中に「第二の目」を持っているというのだ▼名古屋大学の吉村崇(たかし)教授の研究によると、鳥の脳の奥にあって食や睡眠を司(つかさど)る視床下部に、「オプシン5」という光に反応するタンパク質がある。これが日が長くなったことを感じ取ると、「恋のホルモン」の分泌が始まる。そうすれば、ウグイスならホーホケキョと鳴き始めるというから、まさに「春のスイッチ」ではないか▼オプシン5は、人間の目では見ることができない紫外線を、よく感知するそうだ。このタンパク質は、我々の目の中にもあるそうだから、目には見えない春の訪れを、きちんと感じ取れる「春のスイッチ」が、私たちにもあるのだろうか▼高階さんの詩は、こう結ばれている。<長い冬が過ぎ/いっせいに/ぼくのひらくような日が/いつか/ぼくにも/くるのかなあ>▼うつむかず、青空に向かって目を閉じれば、春のスイッチがそっと入る音が聞こえるかもしれない。

ただの日記ではない?

来ぬ人をまつほの浦の夕凪(ゆふなぎ)に焼くや藻塩(もしほ)の身も焦がれつつ】
 今年度も教室から百人一首の歌が聞こえてきました。これは、藤原定家の歌ですが、3月25日発行の毎日新聞に藤原定家の日記のことが書かれてありました。その内容は難しくて私には理解することはできませんでしたが、日記というところに目が留まりました。実は、私も、定家さんの同じくらいのときから日記を書いています。もっとも、その中身は、比べものにならないほど薄っぺらな文章ですが・・・。私の日記はどうでもいいのですが、その定家さんの日記を紹介します。(写真は、本日27日の校庭の桜です。)

「新古今集」や「百人一首」の選者、藤原定家(ふじわらのさだいえ)は18歳の時からの56年間にわたる日記「明月記」でも知られる。この日記が20世紀の天文学に飛躍をもたらしたのは日本のアマチュア天文家の功績だった▲1934年、神戸の射場保昭(いばやすあき)は米天文誌への寄稿で明月記にある客星、つまり突然現れた星の記録を紹介した。するとそれが欧米天文学者の注目するところとなり、その一つが今のかに星雲を生んだ超新星爆発であることが判明する。超新星の研究は大きく進展した▲明月記の客星の記述は天体観測をしていた陰陽(おんよう)寮(りょう)の記録をまとめたもので、三つの客星はいずれも超新星爆発だった(斉藤国治(さいとうくにじ)著「星の古記録」)。定家は治承年間の大流星など自らの目で見た天文現象も記録しているが、なかには今まで謎とされていた異変もある▲1204年、京都の北の夜空に「赤気」が現れ、「山の向こうに起きた火事のようで、重ね重ね恐ろしい」とある。この現象が何とオーロラだったという先日の報道である。国立極地研などのチームが過去の地磁気の軸の傾きや太陽の活動を分析しての結論だという▲京都とオーロラは何とも意外な組み合わせである。太陽から放出された高エネルギーの粒子が大気を光らせるオーロラだが、当時の太陽活動の異常な活発化は他の史料や木の年輪に残る痕跡でも裏づけられたという。地磁気も日本でオーロラが現れやすい状態だった▲この明月記の記録で太陽活動がもたらす磁気嵐という現象の発生パターンが解明できたという。現代の天文学や地球物理学にまで新たな知見をもたらした歌聖・定家の筆、おそるべしである。(3.25毎日新聞コラムより)

 

校歌・愛唱歌

 先日、亀山市立第2愛護園の卒園式に来賓の一人として列席する機会がありました。卒園する園児のみなさんは堂々として凛々しい立ち居振る舞いでした。見ていて頼もしい限りでした。およそ1時間におよぶ卒園式でした。最後に、卒園する園児のみなさんが退場するとき、担任の先生(男性の保育士さん)の胸に飛び込んでいく光景を見たとき、なんだかこみ上げてくるものがありました。清々しい、気持ちのいい、あたたかいものをもらったような。本当にいい卒園式でした。
 さて、学校では、始業式や入学式をはじめ、あらゆる式典や学校行事で【校歌】を歌います。亀山東小学校にも、「希望のひかり 朝のいろ・・・」という校歌があります。新聞を読んでいたら、校歌ではありませんが、それに準ずるある高校の愛唱歌の記事が書かれてあり目に留まりました。私も、高校の校歌を聞くと、当時の高校生活が思い出されて懐かしく感じます。【トップの写真は、昨日に続いて5年図工版画作品です】

<風がやんだら 沖まで船を出そう 手紙を入れた ガラスびんをもって>。ミュージシャン、松任谷由実(まつとうやゆみ)さんが作った「瞳を閉じて」は長崎県・五島列島の奈留(なる)島にある県立奈留高校の愛唱歌だ▲奈留高校が別の県立高校の分校だった時、校歌は本校と同じだった。40年以上前、一人の女子生徒が「自分たちの校歌を作ってほしい」と松任谷さんのラジオ番組に投書したのが曲を贈られたきっかけだ。島を離れた友達に潮騒の音が届くように--。島の海や山が目に浮かぶ。校歌にはならなかったが、今も卒業式で歌い継がれている▲熊本市の小学校で23日、卒業式が行われる。市立城東(じょうとう)小の校歌にはこうある。<銀杏(ぎんなん)城東朝夕に 清正(せいしょう)公の恩徳を 仰ぎてともに学びゆく>▲銀杏城と呼ばれる熊本城は教室の窓から見える。子供たちの誇りだった。その城は地震で壊れ、学校は被災者であふれた。運動場では炊き出しが行われ、子供たちも懸命に手伝った▲熊本城は市内にある白川(しらかわ)小の校歌にも出てくる。<伸びゆく力吾(われ)にあり 銀杏城の天守閣 堅き礎あればこそ>。子供は成長するための礎を学校で築き、大人になる。城の修復には何十年という歳月を要するだろうが、復活までの日々を見届けるのも、これからの復興を担っていく彼らだ▲校歌や愛唱歌をふと口ずさむと、故郷の風景と思い出が重なり、よみがえってくる。長崎の奈留島では就職や進学で若者たちが島を離れる日、港で流れる「瞳を閉じて」に見送られる。大人になって厳しい現実の前で立ち止まる時、母校の歌が力をくれる。つらくても頑張った思い出があれば、なおのこと。 (3.20毎日新聞より)

選抜甲子園21世紀枠とは?

 今、甲子園で第89回選抜高校野球が行われています。最近、21世紀枠出場という言葉を耳にします。21世紀という名のとおり、2001年から始まりました。対象校となるのは、過酷な試練を経験した学校、練習環境が整っていない学校、地域の大きく貢献している学校など、なんらかの特色があり、そのうえで、実績を上げている学校が選ばれています。毎年3校が出場して、今年も3校出場しました。その中の一つ、多治見高校は、他の部と共用で広くグラウンドを使用することができないそうです。先日、1回戦で負けました。その多治見高校のことが中日新聞のコラムに掲載されていましたので、紹介させていただきます。【トップの写真は、5年生の図工版画の作品です】

 その町にある高校が春夏を通じて甲子園に出場したのは一九五八年が最後というから、およそ六十年ぶりのことである。待ちに待った地元はどんなに喜んだことか。岐阜県立多治見高校。残念ながら、二十一世紀枠出場でつかんだ甲子園での夢の時間はほろ苦く終わったか▼一回戦、報徳学園を相手に21対0。被安打21。二十一世紀枠出場校の最大得点差での敗戦。試合終了は二時十分。相手の報徳学園は選抜出場二十一回目。やけに「21」という数字がまとわりついているが、その試合には、別の数字も隠れている。そしてうなだれる多治見高はその数字を誇り、顔を上げるべきであろう。その数字とは、「8」である▼試合記録を見る。多治見高は八つの三振を奪われた。うつむいてくれるな。傷口に塩を塗るつもりはない。注目すべきは三振の中身。八つはいずれも空振り三振である。見逃し三振は一つもない▼想像する。初出場の緊張を。古豪の圧力を。無情な展開の切なさを。それでも選手は縮こまらず、なんとかするんだと力を込めてバットを振った▼すべて空を切った。されどその空振りに選手の信じる心と明日を見る。「バットは振らなきゃ当たらない」。分かっていてもそれが難しい人の世である▼ナイスファイト。次の夏を待つとする。なんといっても全国最高気温をかつて記録した多治見の球児たちでもある。(3.22中日新聞より)

 

平成28年度修了式

 うららかな陽光の中、3月17日(金)に6年生73人が卒業してから、1週間がたちました。第54回の卒業式を終え、これまで5111人が巣立ちました。在校生を代表して、4~5年生は卒業式に参加し、6年生の門出をお祝いしました。卒業生は言うまでもありませんが、4~5年生の児童のみなさんも、練習の時から本番までしっかりと取り組めました。平成29年度進級する新5~6年生のみなさんの活躍が今から楽しみです。
 そして、本日3月24日は、平成28年度修了式と離任式を行いました。修了式では、このようなお話をしました。
『・・・6年生が卒業して、毎日の登下校や校舎の中が少し寂しくなりましたが、卒業式の準備をし、 卒業式に参加した4年生と5年生の態度はとってもよかったです。来賓の方にもほめていただきました。高学年として頑張ろうと言う様子が表れていました。大変心強く思います。
 さて、今日は修了式。1年間を振り返ってみてください。一生懸命勉強や運動に取り組めましたか?友だちと仲良くできましたか?自分の立てた目標に近づきましたか?しっかり反省をして、新たな目標を持って、4月6日の新学年の始業式に臨んで欲しいと思います。春休みは、12日間あります。それぞれの学年で宿題や次の学年の準備をしっかりとしておきましょう。』
 また、その後、離任式を行い、異動する教職員が子どもたちにお別れのあいさつをしました。この春の人事異動にともない、本校教職員13人が転任・退職をいたします。在任中は、温かいご指導とご支援をいただきましたこと心より厚くお礼申し上げます。離任者につきましては、4月6日の始業式に、転任者とともに、「学校たより」でお知らせいたします。

「きなこ」の香

 昨日、井尻地区内の歩道橋が破損し、撤去されたことを配信メールでお伝えしました。春休みに、歩道橋の新設工事が始まるものと思います。工事完了まで井尻地区の児童の登下校や、近隣の地域の方々にはご不便が生じます。学校からも、工事関係の担当者の方に、歩行者の安全を優先していただけるようにお願いいたしました。
 さて、今日は3年の白玉だんご(きなこ味)についてお知らせします。3年生が総合的な学習の時間に大豆を栽培しました。その大豆を使ってきなこを作りました。大豆をいると、香ばしいかおりが漂いました。さらに、細かく細かく擦りますと、きれいなきつね色をしたきなこができあがりました。何とも言えないいい香りです。予めゆでてあった白玉だんごに砂糖を混ぜたきなこをつけて食べました。

大掃除

 今日の3時限目は、全校の大掃除でした。1年間の汚れやごみを取り除きました。1年間、友だちと過ごした校舎、毎日授業で使った教室など、気持ちをこめて掃除しました。今年度も残すところ、あと二日です。4月6日の始業式には一つ学年が上がりますので、新しい教室に入ります。

今年度最後の給食

 今日は、今年度最後の給食でした。メニューは、「ドッグパン、牛乳、カレーミート、ポトフ、うずらたまごに」です。1年間、栄養教諭の先生や給食調理員さんが、みなさんの健康と栄養を考えて献立を作成したり、実際に調理してくれたりしました。安全と衛生面には特に気を付けてくれたおかげで、私たちは毎日安心して昼食をいただきました。本当に感謝の気持ちを表したいと思います。明日からは、おうちで食事をしたり、中にはお弁当を食べたりする子もいることでしょう。少しの間、給食はお休みです。また、新学期を楽しみにしていてください。