学校長挨拶

 ごあいさつ

「豊かな心を持ち、進んで行動する生徒の育成」をめざして

関中学校がある地域には、関宿があります。この関宿は、東海道47番目の宿場に当たり、歴史ある建造物が建ち並び、魅力ある落ち着いた街並みが見られます。歴史や文化がそこに根付いています。私たちは、そんな関宿を中心とした歴史と伝統文化を感じ、街道をイメージした純木造の校舎の中で、木の香りやぬくもりを感じながら落ち着いた学校生活を送っています。

関中学校では、こんな生徒になってほしいという3つの「めざす生徒像」を設定しています。

一つは、「自ら、挨拶、掃除、勉強をする生徒」です。社会生活を営む上で「おはようございます」「こんにちは」とあいさつすることで、人と人とのつながりが生まれます。また、その積極的な気持ちをもって、学校生活の中で何事にもチャレンジしていってほしいと願っています。やれば必ず成果が生まれます。

二つ目は「お互いの人権を尊重する生徒」です。自分を大切にし、相手を大切にする。このようなことが自然にできれば、うまく人との関わりができていきます。様々な場面において、相手に対する偏見を持つことなく接することで、差別やいじめはなくなります。

三つ目は、「正しく判断し、規律ある生活をする生徒」です。物事を深く考え、見通しを立てて、行動ができる人は多くの人から信頼され尊敬されます。そのためには普段からよく考え、しかも人から言われてからするのではなく、自分の意志で判断し行動できる人になってほしいと思います。これには、自分に対する厳しさが必要です。

このような「生徒像」をめざして、そして、本校の学校教育目標である「豊かな心を持ち、進んで行動する生徒の育成」をめざして、生徒と教職員、保護者や地域のみなさんとともに学校づくりを進めていきます。どうか本校の教育活動にご理解・ご支援をいただきますようお願いします。

亀山市立関中学校 校長