みんなが過ごしやすいまちへ(5年 国語)

5年生は、国語で習った「みんなが過ごしやすい町へ」という勉強で、調べたことを報告する学習を進めています。今日は、特に亀山市に関連して「外国人にも日本人にもともに安心して暮らしやすい町づくり」について調べる一環として、亀山市役所の方をお招きし、市としての取組を教えていただきました。講師は、亀山市生活文化部まちづくり協働課市民協働グループの山中さんや通訳の方々でした。

亀山に住んでいる外国人の人数や国籍、外国人の方々が日本語が通じないことで困っている生活上の悩み等を教えていただきました。亀山市にはブラジル、カンボジア、中国、フィリピン、インドネシア、ペルー、ボリビアなど様々な国々から働きに来たり、亀山に長く住んで仕事に励んでいるということが分かりました。亀山西小にもたくさんの外国の友だちがいますが、この学習を通して、友だちや友だちの家族への理解が深まるといいですね。調べてわかったことは「新聞」にまとめるそうです。
外国の方々に住みやすい町は、日本人にとっても住みやすい町です。みんながともに住みやすい町になっていくよう、子どもの頃から外国にルーツを持つ友だちと生活を一緒にしていくことはとても大切ですし、その環境が本校にあることはとても幸せですね。この学習もそんな感覚を養ううえでもとても重要ですね。
今日の市役所の方の話を聞いた感想(抜粋)は、以下の通りです。

〇亀山に住んでいる外国の人の数が思っていたよりも多かったのでびっくりしました。防災マップやごみカレンダーの外国語版は便利そうでした。
〇外国の人に伝わるようにしゃべるには、簡単な日本語で話す。早口で言わない。短い言葉でいう。ということを教えてもらったので、クラスの〇〇さんにもそうやって話してみます。
〇やさしい日本語を使うと外国の子も助かると思うので、使ってみたいと思いました。
〇市役所にも亀山西小みたいに通訳さんがいることが分かって驚きました。市役所にいない言葉の時は、タブレットをつかって(通信で)相談していることを知りました。
〇たくさんの外国の人のための工夫を知ることができてよかった。