2学期が終了しました。

12月23日、2学期の終業式を行いました。感染症が落ち着きを見せる中で、体育館に集合しての開催も検討しましたが、3学期から活用するGoogle meet の試験的な利用の意味も込めて、今回もオンラインで開催いたしました。オンラインで行うメリットは、感染対策はもちろんですが、体育館への移動、整列の時間をなくすことができることも大きいです。しかしながら今回は、機械的なトラブルもあって予定時間をオーバーしたものとなってしまいました。生徒のみなさん、ごめんなさいね。

さて、いよいよ冬休み、そして間もなく2022年のスタートです。残り一週間で今年の締めくくりをして、新年を迎える準備をしましょう。みなさま、よいお年をお迎えください。

世界人権デー

今日12月10日は世界人権デーです。1948 年に国連第3回総会(パリ)において、「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準」として、「世界人権宣言」が採択されました。世界人権宣言は,基本的人権尊重の原則を定めたものであり,それ自体が法的拘束力を持つものではありませんが,初めて人権の保障を国際的にうたった画期的なものです。

亀山中学校においても、この2学期は人権学習に取り組んできました。人権週間となっている4日から人権標語の募集を行っています。ご家庭でも話題にしていただきながら一緒にお考えいただけるとありがたいです。また今日配付いたしました学校だよりでも本校の人権サークル「ヒューマンライツ」の活躍が見られた「亀中校区小中学校人権フォーラム」の様子のほか、世界人権宣言もご紹介させていただきました。ご一読ください。

亀中校区人権フォーラム開催

11月30日、亀山南小学校を会場に今年度の亀山中学校区小中学校人権フォーラムが開催されました。例年校区6小学校の6年生代表と亀山中学校からは人権サークル「ヒューマンライツ”のメンバーが参加しています。昨年は開催されなかったので、2年ぶりの開催となりました。今年のフォーラムでは、反差別・人権研究所(ヒューリアみえ)の中村尚生さんを講師に迎え、「もう一度見直してみませんか。インターネットのこと」と題した講演をみんなで聞くことができました。亀中では1年生全員もリモートで視聴させていただきました。

この講演ではゲームやインターネットに夢中になることでやらなければいけないことが後回しになってしまったり、自分の気持ちをコントロールすることが難しくなってしまったりすることを聞くことができました。ネットやゲームの中では乱暴な言葉も軽くいってしまうなど、誰にも当てはまるような具体例も教えていただきました。

講演の後は、小グループに分かれてグループ討議が行われましたが、ここではヒューマンライツのメンバーが進行役、記録役となり、小学生をリードして話し合いをすすめてくれました。自分たちの生活や仲間のことをしっかりと語るとともに、小学生を優しく、温かくリードしている姿に参加された他の学校の先生や地域の方、保護者の方からは「頼もしいね」「とても温かいね」といった言葉をいただきました。