6年 薬物乱用防止教室

1月19日(木)3限目、学校薬剤師の望月先生を講師に招いて、6年生の薬物乱用防止教室が行われました。「薬の正しい使い方」と題して行われた本教室では、薬剤師の仕事の紹介から始まり、薬は何のためにあるのか、薬の種類、薬の飲み方などについて話をしていただきました。薬を飲むときの水の量の話では、実際にカプセルを紙コップに入れて、少量の水を吹き付けてみてカプセルの変化の様子を確かめたり、薬を何で飲むかの話では、鉄欠乏性貧血の治療に使用する薬を水に溶かし、そこにお茶を入れて反応の様子を見せるなど、実験観察を取り入れた子どもたちの興味関心を刺激する内容でした。子どもたちは、お茶を入れた瞬間にペットボトルの中が黒く変化する様子を見て、お茶やジュース・牛乳などで薬を飲むと、胃の中でこのような変化が起こって薬の効き目に影響が出てしまうかもしれないことを知り、これからはちゃんとコップ1杯の水で飲もうと決意していました。また、お酒・タバコの害や薬物乱用の危険についても話をしていただき、「薬は、お医者さんや薬局・薬店からもらったもの以外は飲まない」「お酒、タバコ、薬物などは、体に悪影響があるので、誰にさそわれても断る強い意志をもつ」といった心がけについても学びました。何事も過ぎれば毒となります。正しい用法・用量を守ることが大切ですね。