6年生を送る会

2月26日(水)に6年生を送る会がありました。今まで在校生が6年生のためにこつこつと準備して今日を迎えました。会場には壁画や似顔絵が飾られ、準備が整いました。

1年生は6年生にいろいろなことで挑戦しました。といっても、普通に勝負したら勝てませんので、偶然で勝てる可能性のあるじゃんけん勝負(おちゃらかほい)、なわとび勝負(6年生はハンデで後ろとび)などです。最後はけん玉勝負でこちらは真っ向から勝負を挑み、何と勝利してしまいました。まさか1年生に負けるとは思っていなかったかもしれませんが、きっと練習を積んで本気で挑んだのでしょう。たくましい1年生に脱帽でした。

2年生は「なべなべそこぬけ」や「パプリカ」の発表です。オリジナルの工夫も入っていましたが非常によく練習してありました。よく見ると、6年生も身振り手振りでおどっていました。

3年生は「お菓子の好きなまほうつかい」の替え歌でした。はっきりとした声でユニークな歌と演奏の組み合わせでした。6年生も笑顔で聞き入っていました。

4年生は、なわとびやとび箱、パフォーマンスの組み合わせでした。これらのかっこよさは6年生だけでなく低学年にも大うけでした。運動会では組体操にかわる種目を模索中ですが、これは1つのヒントになるような演技でした。

5年生は全校で楽しめるクイズと、6年生を送る会そのものを盛り上げる役割で活躍しました。一人ひとりの分担をきちんと自覚して、立派に運営をすることができました。もう一つの主役と言えるような働きぶりでした。

最後は真の主役の6年生です。今までの学校生活を振り返る発表と、「ラバーズコンチェルト」の合奏で締めくくりました。

保護者の皆様もたくさん参観いただきましてありがとうございました。感染症対策で記名や消毒など入場に時間がかかってしまいましたが、ご協力ありがとうございました。

 

 

買い物学習

かつて、個人商店で買い物をすることが多かった時代は、店員さんもお客さんもあいさつをしたり、コミュニケーションを取ったりすることが日常の中にありました。今はレジの進化であっという間に会計が終わり、無人のスマートレジも登場しました。便利になりましたが一言もしゃべらずに買い物ができてしまうので、少し寂しいような気がします。

なかよし学級では「なかよしカフェ」の学習を通じて、店員さんの立場を体験して、そこからコミュニケーションの大切さを学びました。お店に行ったときには、お客さんとしてだまって買い物をするのではなく、あいさつやお礼を言うことでお互いに気持ちよく買い物ができることに気づきました。

そこで、買い物学習では決められた金額の中で計算しながら買い物をすることや、買い物をする中でどのようにコミュニケーションをとるとよいかについて実践的に学ぶこととしました。

ふだんから利用するお店ですが、めあてに沿って学習をするので少し緊張気味でしたが、あいさつやお礼を言いながらレジで精算することもできました。ちょっとした体験活動でしたが、これからの日常生活でも役立つ、とても大切な学習でした。 

※当日は体験学習とセットで特別支援学級の作品展の鑑賞も行いました

 

第40回亀山市特別支援学級作品展

第40回亀山市特別支援学級作品展が亀山エコー本館2階催事場「夢ひろば」(カジュアル里羅の通路向い)において、1月29日(水)~2月2日(日)まで開催されます。

時間はエコー本館2階の営業時間である10:00~19:00です。

なお、エコー本館休業日となっている1月30日(木)はお休み、最終日の2月2日(日)は作品の撤収等の都合で16:00までの展示となります。

この作品展は、亀山市内小中学校特別支援学級在籍児童・生徒が、日ごろの学習の成果として作品を展示するもので、今回が40回目の開催となる歴史ある行事です。お買い物の際など、亀山エコーに行かれる際はぜひとも作品を鑑賞して行って下さい。

※市内各校の先生が作品展の設営をおこなっている所です。

※きれいに飾り付けが終わりました。

 

なかよしカフェ

なかよし学級では生活単元学習で「なかよしカフェ」の学習を行いました。

今まで、学級内で「店員さん」と「お客さん」を子どもたちが交代で分担し、買い物のし方やお金の使い方、人と接する時のルールやマナーなどを学習してきました。より実践的な学習をするために、今回は先生を招待して「なかよしカフェ」を行うことになりました。

使うのは本物のお金で、レジを使って本格的にお金のやり取りをします。カフェではジュースやポップコーン、チョコポテトなどを販売していました。お店の掲示物も写真や絵が入っていて、コップにも装飾が施されているなど、なかなか手が込んでいます。

先生たちがお店に入ってくると、最初は緊張していましたが次第に笑顔がいっぱいになり、行列ができるほどの賑わいになったら接客に大忙しとなりました。

先生に「また、なかよしカフェやってくださいよ。」と言われると、「またやりたいです。」と返事をしていました。「店員さん」はとてもやりがいがあって、子どもたちにとっても楽しい時間となったようです。

      

 

三重県障がい者芸術文化祭の展示

三重県障がい者芸術文化祭が今週末亀山市で開催されます。

日程は

12月13日(金)10:00~16:00 

14日(土)10:00~14:00

会場は亀山市文化会館です。

三重県障がい者芸術文化祭は県内市町を持ち回りで開催されており、県内各地から寄せられた作品の展示や、ステージ発表(音楽やダンス等)があり、毎年多くの方が参加されます。

この会が亀山市で開催されるのはこの先当分ない絶好の機会ですので、市内の小中学校の特別支援学級児童生徒の作品も会場内に展示して、会を盛り上げることになりました。

写真は作品を搬入して設営を行っているところです。亀山市内小中学校展示コーナーは亀山市文化会館の2階ロビーとなっています。

なお、亀山東小学校児童の作品は「手作りケーキ」です。工作用粘土で作ったミニケーキで、食べることはできませんが、本物以上においしそうです。

他にも各校が工夫を凝らした作品が展示されています。当日は一般参加自由、入場無料となっておりますので、ぜひとも皆様のお越しをお待ちしています。

 

心のふれあいもちつき大会

12月3日(火)亀山ライオンズクラブの主催で、市内11小学校の特別支援学級の児童を対象に心のふれあいもちつき大会が行われました。この会の歴史は古く、今年で29回目となるそうです。ライオンズクラブの「社会奉仕活動の精神」と、児童の教育目標である「社会におけるルールやマナーを身につける」という目的を合わせたもので、だからこそ長い期間続いてきたのだと思いました。参加して感じたことは、主催者の皆様の今までや当日の準備、子どもたちを楽しませてあげたいという思いが十分伝わるものでした。

 

当日、用意されたのは「きなこもち」「あんこもち」「(だいこん)おろしもち」「菜もち」と、おもちが苦手の子に対する「おこわおにぎり」でした。

もちつきにはスペシャルゲストとして、追手風部屋の大翔鶴(だいしょうかく)関も参加されました。子どもたちは「おすもうさんは大きい!」「きねが木づちみたいに小さく見える」と大喜びでした。

最後は、亀山東小学校の児童たちが参加者を代表して感謝の気持ちを込めてあいさつを行い、心のふれあいもちつき大会は無事終了しました。

この様子の新聞報道は「亀山ライオンズクラブ もちつき大会」で検索すると、伊勢新聞のページで閲覧することができます。

 

亀山中学校区の交流行事

今週は亀山中学校校区の交流行事が2回ありました。

1つ目は11月19日に行われた、亀山中学校区人権フォーラムです。人権フォーラムとは亀山中学校区の亀山西小学校、亀山東小学校、亀山南小学校、昼生小学校、白川小学校、神辺小学校の6年生全員と亀山中学校の生徒代表が集い、人権に関する学習を行ったり、グループ討議をしたりする行事です。

前半の学習会では、講師を招いて身近なところにある人権問題や、それに関する自分の立ち位置を考える内容でした。例えば、いじめには「いじめる人」「いじめられる人」「それ以外の人」になると思いますが、「それ以外の人」はいじめに関係があるかどうか問いかける場面がありました。その時、どのようにすべきか考えることで自分の立ち位置が決まります。そのままにしておいてよいのか、もしかすると自分もいじめられるのではないか、いろいろな葛藤があると思います。話を聞く、寄り添う、勇気が必要ですがそれこそが大切ということを学びました。

後半のグループ討議は、人数の都合で代表6名が参加となりましたが、中学生が司会進行を行い、各グループで学習会の振り返りや、人権課題に直面した時の自分たちの経験の話などを行いました。

人権フォーラムで集った6年生は、中学校に行くとほぼこのメンバーが再会することになります。中学校のスタートの時点で、このような実践力がついていれば安心して中学校生活を送ることができるでしょう。

もう一つの亀山中学校校区の交流行事は、11月20日に行われた特別支援学級交流会です。これも亀山中学校区各校の特別支援学級在籍児童生徒が集まり、みんなで力を合わせたり、体を動かしたりして交流を深めるものです。講師には杉の子特別支援学校の先生を招き、いろいろなゲームなどを行いました。この日は今年1番の冷え込みで時雨模様の1日でしたが、すぐに体が温まり、汗をかきながら思いっきり体を動かしていました。

中には人権フォーラムと2日連続参加になった子もいましたが、充実した2日間になったと思います。

 

栽培活動(後編)

本校の花壇や学級の畑などを見ていると、季節に応じた花や作物が植えられています。なかよしの畑にはもうトウモロコシの花が咲いていました。トウモロコシはひげの部分に花粉がつくと、ひげの数だけ実がなるという話をしたらびっくりしていました。他にもサツマイモやミニトマトが勢いよく育っていました。

3年生の畑には大豆が植えられていました。この時期なので枝豆でしょうか。ホウセンカやマリーゴールドの花もありました。理科で植物の育ちや花のつくりの勉強があるのでこれらは教材にもなります。

4年生はヘチマ園の準備できれいに草取りをしました。この時期の草は手ごわいので大分苦労をしていたようです。その苦労のプロセスも大切ですね。

高学年の畑にはズッキーニが植えられています。ズッキーニはカボチャと違って場所をとらず、カボチャ以上に雄花と雌花の区別がはっきりしているので、理科の教材にもってこいです。そして、たくさん取れ過ぎたら給食の食材にもなります。野菜炒めやパスタに入れると大変おいしいですね。オクラも植えてありますが大変美しい花が咲きます。1日で落ちてしまうので切り花にはできませんが、鑑賞用に、そして体に良い食材として活躍します。

栽培委員会はマリーゴールドやサルビアなど、夏から秋にかけて花壇を彩る花を育てています。花壇のほかにも郵便局や幼稚園、高校や学校近くの施設などに配る予定です。