アウトメディアにチャレンジ!

メディア(テレビ・ゲーム・パソコン・DVD・携帯・スマホなど)は、私たちにさまざまな情報を与えてくれ、楽しく、そして便利なものではありますが、子どものうちから長い時間メディアに触れていると子どもの生活リズムや健康によくない影響を及ぼします。
メディアに触れる時間をコントロールし、メディア漬けの生活を見直すため、2学期に引き続き、今日2月28日(火)~3月3日(金)まで「アウトメディア週間」を実施します。
実施前には、養護教諭が各学年の発達段階に合わせて、メディア中心の生活が脳に及ぼす影響やメディアから離れた時間の使い方などについて指導しました。
子どもたちは、自分に合ったコースを選びチャレンジします。ぜひ、この機会にご家庭でも「アウトメディア」への取組にご協力いただければと思います。

学校保健委員会

2月20日(木)学校保健委員会が開催されました。学校保健委員会とは、学校医、学校歯科医、学校薬剤師の各先生や、保護者、地域の皆様、そして学校職員が、健康管理や衛生管理、健康教育など子どもたちの健全な成長について意見交換する場です。

初めに本校における健診の結果、疾病やけがの状況、健康教育や食育に関する報告などがありました。

委員の方からは、情報化時代におけるスマホなどのメリットやデメリット、忙しい母親の現状、給食指導によって偏食がすこしずつ改善している事例、3年生や4年生における歯科健診結果とその特徴、新型コロナウイルスやインフルエンザ等の感染症予防に関する助言、薬物乱用防止教室の取り組みなど貴重なご助言やご意見がありました。どれも学校運営上大変参考になる貴重なお話であり、学校保健委員会の存在意義を改めて感じました。

 

※濃い話し合いであったため、写真の撮影をする時間がありませんでした。

 

(主な意見)

・家庭の中でいろいろなメニューの食事をしていないと、給食で困ることもある。

・給食のおかげで偏食が少しずつ改善されてきたので、給食はありがたい。

・子どもたちの睡眠時間が短いのが気になる。

・ゲームやスマホについて考える必要がある。

・基本的な生活習慣が身についていないと将来的にも影響がある。

・スマホなどの情報機器は今日では必需品。それらなしでは成り立たない。小さい時からある程度は使えるようにしていく必要もある。

・スマホなどは依存性が高いので、判断力がついてから与えるのでも遅くはない。

・医療現場でもAIなど情報通信機器がなければ成り立たない。

・働くお母さんは忙しく、子育てにもスマホなどを使うこともある。働き方改革で働く女性が活躍できるよう家事分担なども必要。

 

※保健関係のお知らせ

・3学期に入り、インフルエンザの発生は小康状態にありましたが、現在B型インフルエンザが流行しつつあります。

・新型コロナウイルスに関しては、学校での対策としてインフルエンザ同様に、手洗い(消毒)・うがいの励行を行っています。

・いずれにしましても、発熱がある時は登校させない、咳やくしゃみに関してはマスク等のエチケットを守っていただきますようお願いします。

 

薬物乱用防止教室

6年生は、外部講師の先生を招いて学習を行うことが大変多くなっています。理由は、教科学習以外にも多くのことを学ぶことになっているからです。本校ホームページでもそれらの実践をお伝えしていますが、大体1週間に1回程度、様々なジャンルを学習していることがわかります。今週の外部講師は「学校薬剤師」の先生で、内容は「薬物乱用防止教室」でした。

最近、残念なことに子どもたちが憧れる芸能人やスポーツ選手、ミュージシャンなどが薬物に関する犯罪で摘発されています。有名人だからこそ大きく報道されますが、身近なところでも薬物の危険が潜んでいることを子どものうちから知っておくことは大切です。

導入としてはもっと身近なアルコールやたばこの害、依存性から学びました。アルコールには害があり、一気飲み事件など急性アルコール中毒で命を落とす事例もあります。また、飲酒が慢性になると病気や依存に陥ります。

タバコについても同様で、有害物質を吸入することにより多くの病気のもととなります。依存性や受動喫煙の問題も深刻です。

コストについても1日1箱のタバコを吸えば、1年間でおおよそ16万円になります。20歳から吸い続けると、70歳では800万円と高級外車が買えてしまいます。毎日のような飲酒とセットならば、車どころか家が建つほどのコストです。

そして、違法薬物の話です。違法薬物は脳を破壊し、体中に大きなダメージをもたらします。そして、依存に陥った場合は「一生治らない」という話には子どもたちもびっくりしていました。コストに関しては薬のために働いている状態か、働くことすらできなくなるかという状態が待っています。違法なことには手を染めない、飲酒喫煙は20歳以上になり、法の範囲内であってもリスクを十分理解し、自分の健康についてもしっかり考える。今回の薬物乱用教室はそのような目的で行われています。

 

児童の感想より

・依存症になったりすると、抜けられなくなり、治らなくなってしまうことを知りました。治っていくと思っていたのでびっくりしました。1回でも薬物を使ってしまったら、イライラしてあと1回だけ・・・が続くことが怖かったです。習い事で行くイオンの所でもタバコを吸う人がたくさんいるので、他の人に害があるということを考えて欲しいです。

 

・タバコは「かっこいい!」というイメージが今まであったけれど、改めてタバコについて詳しく教えてくれて、タバコは「かっこよくないな」と思いました。

 

・今日の話を聞いて、アルコール依存は治らないと知って、依存になったら終わりだなと思いました。他にも薬物は見た目だけではわからないものがあると知って気を付けなければならないなと思いました。

 

・私は薬物なんて関係ないと思っていました。でも、人に勧められたら誰でもやってしまうことがあることがわかりました。だから、これから誰かに勧められても相談するか、言い訳をしてやらないようにしたいです。

就学時健診

入学を半年後に控え、就学時健診が行われました。今日は、入学までにつけたい力や大切な力についてお話をいたしましたので、その内容を掲載いたします。本日参加できなかった方もご一読いただけますと幸いに思います。

あいさつ(概要)

学校よりご挨拶と入学までにつけたい力についてお話をさせていただきます。

幼稚園や保育園などと学校の違いは子どもたち自身の自立が大きく進むことです。自分のことは自分でしなければなりません。教科としての学習も始まります。

では、どうすれば子どもの自立は進むのでしょうか。子ども任せでは自立は進みません。園生活と学校生活は大きく異なりますので今から少しずつ準備をしておいて下さい。

 今からやっておきたい生活習慣の準備として、例えば、寝る時間と起きる時間 を習慣づけること。食事、着替えなどの自立も大切になってきます。

学校から遠い地区の子どもだけでなく、自分で準備をして学校まで自力で歩くことは思ったより時間がかかります。生活のリズムを整え、早寝早起きに努めてください。学校は時間割に従って行動するので、体育の前にはぱっと着替えなければなりません。給食も決まった時間に食べ終わる必要があります。20分から30分集中して食べることも自立に向けて必要なことです。これらは日常の中で意識していけば十分身につくと思います。

 学校に入学すると本格的に勉強も始まります。来年からは新しい学習指導要領になり、教わる中身も1週間当たりの授業数も増えます。入学後、学習はとても大切な活動ですが、そのための準備は主に2つあります。これも意識すればできることなので、ぜひ実行して欲しいことでもあります。

1つは生活体験をたくさん積んでください。生活体験を多く積んだ子は、勉強に対する興味関心が高く、いろいろなことを吸収する素地ができています。生活体験といっても特別なことは必要ありません。例えば散歩です。学校までの道を散歩して十分慣れておくことをお勧めします。どこが危険なのかなどのお話をしながら親子で歩くとよいでしょう。お散歩はお金はかかりませんが子どもたちはとても喜びます。体力もつきます。おすすめの生活体験です。買い物でも「これは100円で買えるかな?」「カレーの材料は何が必要?」などの会話をしながら生活体験を積むとよいでしょう。魚釣りなども貴重な生活体験です。仕掛けが絡まる、なかなか釣れないなど、時には困難もあります。がまんや忍耐も必要でしょう。工夫も必要です。どれも学校で必要な力ですので遊びの要素があることも生活体験として価値があるかもしれません。

2つ目はよりよい読書習慣を身につけてください。在校生やその保護者には今まで何度もお伝えしていますが、学力と読書習慣にはとても関連があり、読書習慣が身についている子どもの学力が非常に高いということがわかってきました。これは全国調査でも同様の結果がでています。本はお金がかかりますので、図書館の利用などもお勧めします。以上のことなどを中心に準備をしておけば、お子様は学校生活にうまく適応でき、楽しく学校生活をスタートさせることができると思います。

4月まであと半年になりましたが、入学式を楽しみにしております。

 

7月とちの木集会

今日は7月のとちの木集会がありました。

まず初めに今月の表彰です。よい歯のコンクール学校代表と、ポスターコンクールの入賞者の表彰を行いました。よい歯のコンクールは虫歯がないことだけでなく、歯並びもよいことがポイントとなります。ポスターコンクールでは低学年・高学年とも市内の最優秀賞を亀山東小学校が独占しました。

次に、亀山ハンドボールスクールに本校児童が多数所属していますが、全国小学生ハンドボール大会三重県予選で見事優勝して、8月上旬に京都府で行われる全国大会に出場することになりました。スポーツ表彰では今年恒例になりましたパフォーマンス発表で、校長とのキャッチボールを行いました。ぜひ、全国の舞台でも日ごろの練習の成果を発揮し、精一杯プレーすることを願っています。

今月の発表は2年生です。運動会で踊った曲を集会バージョンに変更して発表を行いました。今回、1年生は発表を見る側でしたが、ダンスを体で覚えているので曲に合わせてついつい自分の席で踊っている子もいました。2年生のキレの良い踊りに拍手喝采でした。

続いて保健委員会の発表がありました。暑い時期なので手洗いはいつも以上に欠かせません。そこで、正しい手洗いの仕方と、手を洗った後はきれいなハンカチで拭くことの大切さを伝えてくれました。