12月4日(金)★新型コロナによる差別や偏見のない学校に!「誰かのことじゃない。」第72回人権週間始まる!

保護者・地域の皆さまへ
〇本年も残すところあとひと月となりました。新型コロナウィルスの感染拡大が急激に進む第3波の中で迎える年末となりました。
〇学校は、手洗い・消毒・換気・3蜜の回避を中心に今一度感染予防の徹底を図ってまいります。どうか、皆様もより一層のご注意にてご健康を維持されますようお祈り申し上げます。
〇本日12月4日から「第72回人権週間」が始まります。国際連合は,1948年(昭和23年)12月10日の第3回総会において,世界における自由,正義及び平和の基礎である基本的人権を確保するため,世界人権宣言を採択しました。12月10日を最終日とする1週間(12月4日から12月10日)を「人権週間」と定め,全ての人々の人権が守られるように啓発活動に取り組んできました。しかし,いまだに,いじめや虐待,外国人や障害のある人,ハンセン病元患者とその家族などに対する偏見や差別など,様々な人権問題が存在しています。さらに,今年は,新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴って,感染者や医療従事者,またこれらの方々の家族などに対する偏見や差別といった問題や,SNS上で他人を誹謗中傷したり,個人の名誉やプライバシーを侵害したり,あるいは差別を助長するような情報を発信したりするといったインターネット上の人権侵害も深刻な問題となっています。

〇感染対策を意識した「新しい生活様式」を実践する中にあっては,衝突やストレスが生じるでしょうし,感染に対する恐れも大きな不安となります。しかし,だからといって,誰かの人権が傷付けられてはなりません。感染する可能性は誰にでもあります。感染などを理由に誰かが受けている差別は,自分の身にも降りかかり得るものです。
〇今年の人権週間啓発活動の重点目標は《「誰か」のことじゃない。》です。この人権週間にあたって、子ども達には「周囲の人を大切にすること」を伝えたいと思います。周りの人のことを思いやり、気を配ることで自分もいかされていくのではないかと思います。子どもたちには,本日,以下のメッセージを伝えました。どうぞ、ご家庭や地域におかれましても,皆様それぞれの言葉や行動でお伝えいただきますようお願いいたします。