買い物学習

かつて、個人商店で買い物をすることが多かった時代は、店員さんもお客さんもあいさつをしたり、コミュニケーションを取ったりすることが日常の中にありました。今はレジの進化であっという間に会計が終わり、無人のスマートレジも登場しました。便利になりましたが一言もしゃべらずに買い物ができてしまうので、少し寂しいような気がします。

なかよし学級では「なかよしカフェ」の学習を通じて、店員さんの立場を体験して、そこからコミュニケーションの大切さを学びました。お店に行ったときには、お客さんとしてだまって買い物をするのではなく、あいさつやお礼を言うことでお互いに気持ちよく買い物ができることに気づきました。

そこで、買い物学習では決められた金額の中で計算しながら買い物をすることや、買い物をする中でどのようにコミュニケーションをとるとよいかについて実践的に学ぶこととしました。

ふだんから利用するお店ですが、めあてに沿って学習をするので少し緊張気味でしたが、あいさつやお礼を言いながらレジで精算することもできました。ちょっとした体験活動でしたが、これからの日常生活でも役立つ、とても大切な学習でした。 

※当日は体験学習とセットで特別支援学級の作品展の鑑賞も行いました