体力向上の取り組み

今日は雪模様の寒い朝でしたが、「大雪が降る可能性がある」という予報ほど降ることはありませんでした。大人は「やれやれ」ですが、子どもは少し残念だったようです。このまま雪遊びをすることなく冬が終わるとしたら、この仕事を長くやっていますが記憶にありません。やはり記録的な暖冬なのでしょうか。そのような中でも、一部の子が結構大きな雪だるまを作っていたのを目撃しました。いったいどこで集めてきたのかと感心します。

亀山東小学校では、年間を通じて体力向上の取り組みを続けていますが、寒いこの時期もなわとび集会を行ったり、「むっきむきタイム」で体を使った遊びを行ったりしています。今日は、2年生と5年生の「むっきむきタイム」の日で、多くの子どもが参加して「けいどろ」を行いました。これだけたくさんの人数で「けいどろ」を行うと迫力満点です。その中でも「けいさつ」の体育委員の子どもは2年生に気を使って、逃げられるような速さで追いかけるなど優しい場面も見ることができました。

このように、あえて体を使う遊びに取り組む理由は、勉強だけでなく体力も「2極化」が進んでいるという実態があるからです。

毎年行われているスポーツテストの結果では総合判定で優秀な評価の児童が多く、中ぐらいが少なく、運動能力が厳しい層も大変多いという結果になりました。普段の運動習慣でもスポーツ少年団や地域のスポーツ活動に参加している児童と、運動習慣がない児童の間に大きなギャップがあります。それを埋めるためには体育の時間だけでなく、休み時間にも元気に体を使って遊ぶことが大切になります。