校内の掲示物

新しい年になり、校内の掲示物もいくつかリニューアルしました。

図書の紹介コーナー(読書チャレンジ)では、「干支のはじまり」の紹介で、干支はなぜ12種類なのかという紹介文があります。また、お正月のはなし、冬休みのはなし、ねずみが主人公の話など、これはどれも読みたくなりますよね。

また、漢字のコーナーでは魚に関する感じがずらりと並んでいました。魚の名前などには、それぞれに由来があり我が国の文化とも言えます。

食に関するものや習性に関するもの、姿かたちに関係あるものなど「なるほど」と思うものばかりです。

漢字をめくるとそこには答えが。ちょっと難しすぎるんじゃないの?と思ったのですが、子どもの興味関心や記憶力は驚くものがあります。あっという間に全部覚えてしまった子もたくさんいるようです。「もっといろいろ知りたい」と言っていた子もいました。

ちなみに私もチャレンジしてみました。漢字にはある程度詳しいと思っていたのですが、読めない漢字がありました。結果は以下の通りでした。 

すんなり読めたもの→鰯(いわし)、鯨(くじら)、鮃(ひらめ)、鰻(うなぎ)、鰹(かつお)、鯉(こい)、鰆(さわら)、鯵(あじ)、鰤(ぶり)、鮪(まぐろ)、鮭(さけ)、鰈(かれい)、鯛(たい)、鯖(さば)、鱈(たら)、鰌(どじょう)、鱚(きす)、鮎(あゆ) 

読めたけど他の漢字の方が一般的ではないかな?と思ったもの→鮹(たこ 蛸の字を使うことが多い)、鯆(イルカ 海豚の字を使うことが多い) 

読めなかったもの→鰒(2つの読み方があるようです あわび=鮑の字を使うことが多い フグ=河豚の字を使うことが多い)鱇(あんこう=鮟鱇なら読めたのですがこの字1文字でも同じ意味なのを初めて知った)、鯏(あさり=これも魚ではなかった・・・)

 結果として、読めない漢字があったことで、すんなりと読めた以上にいろいろなことに気付きました。

直接学校の勉強とは関係ないのかもしれませんが、知的好奇心をくすぐるような掲示は子どもの豊かな学びにつながりますね。