家庭で行う防災の取り組み

今から25年前の平成7年(1995年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災は、死者・行方不明者6,437の大災害として記憶に残っています。そして、阪神・淡路大震災が発生した1月17日を「防災とボランティアの日」、1月15日から1月21日までを「防災とボランティア週間」と定められました。この日が近づくと、新聞やテレビ等で特集が組まれ、震災の記憶や災害で得た教訓を後世に残そうという取り組みが行われています。

本校でも冬休み前に「家庭で行う防災教育について」と題して、日ごろからの防災の取り組み、とりわけ家庭で行うルール作りや、災害用伝言ダイヤルの使い方など、学校からの情報プリントを配布いたしました。このプリントは情報提供であって宿題とはしていませんでしたが、冬休み後に多くのご家庭が一時避難所の確認や避難のためのルール作り、登下校中に大地震が起こった時の避難地図づくり、災害伝言ダイヤルの練習などを行い、子どもたちが冬休み明けにそれらを記録したものを学校に持って来ました。防災に関する取り組みが各家庭に広がったことを心強く思います。

災害は防ぐことはできません。したがって、備えることや被害を最小限に食い止めることしか方法はありません。そのためには正しい知識や日常の備えが必要です。「防災とボランティア週間」の1月15日から1月21日までは、災害伝言ダイヤルが練習できる期間となっています。災害時には通信手段が遮断されたり、混みあったりして連絡をすること自体が困難ですが、今までの災害時に伝言ダイヤルは大変便利で有効な手段であることが証明されています。災害が起こってから災害伝言ダイヤルの使い方を調べるのでは遅すぎますので、この機会に練習をしておくことをお勧めします。

以下のファイルを開くと災害伝言ダイヤルの使い方や練習ができる時間等が掲載されています。↓↓↓(三重県作成防災ノート)

 

防災ノートワークシート