亀山中学校区の交流行事

今週は亀山中学校校区の交流行事が2回ありました。

1つ目は11月19日に行われた、亀山中学校区人権フォーラムです。人権フォーラムとは亀山中学校区の亀山西小学校、亀山東小学校、亀山南小学校、昼生小学校、白川小学校、神辺小学校の6年生全員と亀山中学校の生徒代表が集い、人権に関する学習を行ったり、グループ討議をしたりする行事です。

前半の学習会では、講師を招いて身近なところにある人権問題や、それに関する自分の立ち位置を考える内容でした。例えば、いじめには「いじめる人」「いじめられる人」「それ以外の人」になると思いますが、「それ以外の人」はいじめに関係があるかどうか問いかける場面がありました。その時、どのようにすべきか考えることで自分の立ち位置が決まります。そのままにしておいてよいのか、もしかすると自分もいじめられるのではないか、いろいろな葛藤があると思います。話を聞く、寄り添う、勇気が必要ですがそれこそが大切ということを学びました。

後半のグループ討議は、人数の都合で代表6名が参加となりましたが、中学生が司会進行を行い、各グループで学習会の振り返りや、人権課題に直面した時の自分たちの経験の話などを行いました。

人権フォーラムで集った6年生は、中学校に行くとほぼこのメンバーが再会することになります。中学校のスタートの時点で、このような実践力がついていれば安心して中学校生活を送ることができるでしょう。

もう一つの亀山中学校校区の交流行事は、11月20日に行われた特別支援学級交流会です。これも亀山中学校区各校の特別支援学級在籍児童生徒が集まり、みんなで力を合わせたり、体を動かしたりして交流を深めるものです。講師には杉の子特別支援学校の先生を招き、いろいろなゲームなどを行いました。この日は今年1番の冷え込みで時雨模様の1日でしたが、すぐに体が温まり、汗をかきながら思いっきり体を動かしていました。

中には人権フォーラムと2日連続参加になった子もいましたが、充実した2日間になったと思います。