かめやまっ子給食

今日は給食の話題です。

5月21日(火)の給食献立表には「かめやまっ子給食」の表記があります。これは、地元食材による給食の提供を目指した取り組みで、地産地消と生産者がわかる安心安全な給食を目指したものです。今日の給食のメインは「かめやま茶あげパン」で、子どもたちにも大人気です。あげパンには抹茶のようにお茶(亀山市内産)の粉末がたっぷりかかっており、見た目も味も、そして体にもよいものとなっています。その他の献立はキャベツサラダ、ポークビーンズで、キャベツ・たまねぎ・ニンニク・ニンジンが亀山市内で生産された食材となっています。

「かめやまっ子給食」のねらいはもう一つあります。それは地元産品の学習と食育といった教育的ねらいです。都道府県別お茶の生産量は静岡県が第1位なのは有名ですね。平成29年度お茶(荒茶)の全国生産量369,800トンのうち、1位の静岡県140,700トン、2位は鹿児島県128,500トンと続きます。この2県で実に73%を占めています。なので、3位以下はあまり知られていません。実はその3位こそが三重県なのです。そして、亀山市には中の山パイロットがあるように、有数の茶どころとなっています。ちなみに、高級なかぶせ茶については三重県が全国1位の生産量となっています。これらのことは社会科でも学習しますが、給食も魅力ある教材となっています。