古くから伝わる行事

昨日、3年生の教室で、阿野田町に古くから伝わる伝統行事である「かんこおどり」について話をしました。3年生の社会には、「むかしのくらし」という単元があり、その中で、古くから地域に伝わるまつりについて学びます。ちょうど、私が住んでいる阿野田町に、このようなまつりがあるので紹介しました。
かんこおどりは、およそ700年前に始まったと言われています。もともとは、農民がお米をつくるのに必要な雨ごいをしたことから、このおどりが始まったようです。その後、豊作を願う五穀豊穣(ごこくほうじょう)や地域に暮らす人々が、平和に穏やかに暮らすことができることを祈ることに発展してきたそうです。今は、秋の収穫を終えた10月に行っています。
参加するのは、阿野田地区の小学生をはじめ、保育園児、幼稚園児、中学生から社会人まで幅広く、二世代、三世代・・・にわたり脈々と受け継がれています。日本は、今もそうですが、昔から自然災害がよく起こります。そんな天変地異に対する備えのために、日本各地域で続けられてきたまつりがたくさんあります。